アコヤ真珠と淡水真珠の違いはどこにあるの?と疑問に思われる方が沢山いらっしゃいます。
決定的な違いは、どこで真珠が育てられるかです。このページでは更に、写真を利用して両者の見分け方や違い、適切な冠婚葬祭用パールネックレスを紹介します。
写真でアコヤ真珠ネックレスと淡水パールネックレスの違いを比較
両者の育ちについて学ぶ前に、さっそく画像でアコヤ真珠ネックレスと淡水真珠を比較してみる事にしましょう。
わかりにくいものとわかりやすいパターンがありますが、いくつか比較していきます。
まずはこちらから↓
左が淡水真珠で、右側がオーロラ花珠のアコヤ真珠ネックレスです。
共に良いテリをしていますが、アコヤ真珠ネックレスの方は干渉色の深みが違っています。独特のメタリックなシルバーのような色合いとなっており深みのある色です。
それに加えて淡水真珠はテリはありますがまろやかな色となっています。
更に見ていきます。
上の2つがアコヤ真珠ネックレスで、下が淡水真珠です。
似ていますが形状で判断可能です。
次も見ていきます。
こちらはアコヤ真珠か淡水真珠か判別できるでしょうか?
中々区別できないこともあると思いますので、見分ける特徴を探していきます。
安い価格帯で両者の特徴を比較
画像のみの場合、テリで判別できないこともありますので、そのような際には形状や独特の成長傷などで特徴を見分けます。
安いパールほど特徴は顕著に出ます。
以下は低価格のアコヤ真珠ネックレスです。どのような傷と形状になっているか注目してください。
あこや真珠は真珠核に真珠層が巻き付いているため、安いパールの場合は均等に巻かれていないのが特徴です。
その結果、ドロップ系の形になる事があります。(先がとがっている)
また傷エクボも特徴的で、ボコッと一部分だけ突起のように出ている珠があると思います。こういったエクボというのは淡水真珠には見られません。
別角度からも見ていきます。
更に拡大します。
マルで囲ったような珠は特徴的です。まるでシワのような見た目や、先がとがっているようなパール。月の表面のようなクレータータイプのシワなど、アコヤ真珠の特徴です。
高級なパールになるほど上記のような特徴は少なくなりますが、このような特徴は巻いていてテリのあるパールに見られる証拠なので、高級パールに少しだけ上記のようなパールが含まれていても低品質という事ではありません。
ちなみにもっと形状が崩れるとこんな感じになります。
ナチュラルブルーバロックです。形状は崩れてますが、巻は厚いのでテリは良いです。
上記のような特徴が見られた場合には、アコヤ真珠と判断できます。
あこや真珠とは?
アコヤ真珠とは、一般的に日本の海で採取された真珠の事を指します。
元となっている貝の名前がアコヤと呼ばれていることからも、アコヤ貝と呼ばれる事もあります。
あこや真珠は日本を代表する真珠の一つです。人生の大切な場面で着用する冠婚葬祭用の真珠ネックレスには、アコヤ真珠をおすすめします。
真珠養殖を初めて成功させたのは、ミキモト真珠で有名な御木本幸吉さん。多大な努力を続けて明治26年7月11日に半円形の真珠養殖に成功し希望の光を得ました。
真珠養殖の歴史については、三重県鳥羽市のミキモト真珠島にて詳しく知ることが出来ます。
アコヤ真珠は核入り
アコヤ真珠最大の特徴は、養殖時に真円の核を挿入している事です。
この核によって綺麗な真円パールが形成されています。
例えば直径8㎜程の真珠の場合、そのうち7㎜が核で残りの0.5~1㎜程度が真珠層と言われています。
その為真珠層が比較的薄く、お手入れや取扱に注意しなければいけないという印象が強いパールですが、日本はアコヤ真珠の産地ですので、パールは繊細でお手入れをするものという概念が日本人には染みついています。
ただ低価格のアコヤ真珠の中には核が見えてしまっているものもありますので、冠婚葬祭用にはあまり低価格過ぎる品を選ばないようにしたいものです。
既に画像で見てきましたが、アコヤ真珠にはこの核が入っていることによっても、独特の成長傷とエクボなどが確認できます。
★アコヤ真珠はとっても繊細です。
アコヤ真珠の産地
アコヤ真珠と聞くと日本産のイメージがありますが、必ずしも日本の真珠ではなく、中国や他の海水域で育てられたアコヤ真珠も沢山ありますので、同じアコヤ真珠でも原産地によって輝きや価格が異なっています。
(中国産アコヤ真珠は低価格品がほとんどです)
参考記事↓
あこや真珠の魅力
あこや真珠最大の魅力は、真珠の持つ美しい虹色干渉色からなるテリと、他の真珠に見られない繊細さ。
日本人の肌に最も合っているのもアコヤ真珠と言えるかもしれません。
身に着けた時にパッと明るく華やかになるあのイメージと魅力を一度知ってしまうと、誰もが真珠のとりこになってしまいます。
あこや真珠ネックレスの大きさとランク
あこや真珠は一珠が3㎜くらいの小さなものもあれば、最大では11㎜程の大きな珠までございます。
↑極小3.0-3.5㎜ベビーアコヤ
冠婚葬祭用で良く着用されるのが、7.5-8.0㎜、8.0-8.5㎜、8.5-9.0㎜、9.0-9.5㎜サイズです。このように0.5㎜刻みで表記されていることを覚えておいて下さい。
例えば一般的に8ミリ珠というのは8.0-8.5㎜サイズの事を指します。
40-50代の方で一番多くの方が手にされているのが8.5-9.0mmサイズです。一般的には8ミリが多い傾向にありますが、最近では更に大きなサイズを選択される方が増えています。
10-10.6㎜特大アコヤ真珠↑↑
あこや真珠のランク
あこや真珠にも品質に応じて様々なランクが存在します。
例えばサイズが大きいと高くなり、小さすぎても高くなります。7.5-8.0㎜と8.0-8.5㎜にはあまりお値段の開きがありませんが、8.5-9.0㎜や9.0-9.5㎜くらいになってきますと珠数が少なくなるので高くなってきます。
また高くなる他の要素として、
①しっかりとテリがあるパール。
②テリがあって傷が少ないパール。
が挙げられます。
テリがあって傷がほぼない高級パール↑
あこや真珠の価値
ではどのようなアコヤ真珠に価値があるのでしょうか?わかりやすく簡単な例えで表現します。
イチゴのショートケーキが売られているとします。表面のクリームが薄塗りでスポンジ部分が見えているケーキに価値を感じるでしょうか?
逆にクリームはタップリだけれど、べたべたに塗られていて値段も高いと価値を感じるでしょうか?安ければお得と感じるかもしれません。
実はパールも同じと言えます。
あこや真珠には球体の核が中に入っており、その周りを真珠層が巻き付いています。
先程の例で置き換えれば、
核=スポンジ
真珠層=クリーム
となります。
ですので、核にちょっとだけしか真珠が巻き付いていない薄巻の真珠に価値がない事は一目瞭然です。
逆に、しっかりとした真珠層が合っても、形が丸くなかったり傷があまりにも多いと価値は下がります。歪な形をしているアコヤ真珠はテリがあって綺麗ですがフォーマルには適さないために普段使い用となります。(お値段も安いです)
↑フォーマルには適さないしっかり巻いてテリはあっても真円でないアコヤ真珠
今ほとんどのパールは、この次で書く花珠真珠も含めて薄巻ですぐ劣化します。良いパールを買いたい方は、少し高くてもしっかり巻いている厚まきのパールがおすすめです。
厚まきトップ品質シリーズは特に劣化に強く、長い事お使いいただけるのが最大の特徴です。
アコヤ花珠真珠ネックレス
一定以上の品質がある場合、鑑別機関に鑑別を依頼すると「花珠」と呼ばれる称号付きで鑑別書を取ることが出来ます。
多くの販売店では「花珠」鑑別書が付くと売りやすくなる為に、鑑別書を付けて販売するお店がほとんどです。
ただ花珠の品質にも松竹梅があります。その結果、色々な会社の発行する花珠鑑別付きネックレスを集めて販売すると、「最高品質花珠!!」と書かれている商品が複数異なる価格でショーケースに並べられることになります。
同じ花珠鑑別書でパールサイズも同じ、記載内容が同じでも値段は10万以上差が開くこともあります。
ですので初心者の方や、花珠についてネット上で検索されている方にとっては非常に紛らわしい指標となっております。
更に詳しくは、以下の記事をご覧ください。
↑高い花珠は輝きと潤いが全く違う。
あこや真珠の色
あこや真珠にも、様々な色があります。お店によって表記方法は若干異なりますが、基本を押さえておけば好みの色が見つかります。
①ナチュラルホワイト
(真っ白やうっすらクリームベースの無調色カラーです)
②ホワイト
無調色ではありませんが、白い無調色と区別がつかないカラーです。
③ホワイトピンク
(ベース色にうっすらとピンクがのった一番多い色味のカラーです)
④ナチュラルブルー
(染めていない自然のカラーで、グレーからブルーなどの鮮やかな色が特徴的です。)
⑤コバルト染
(真珠核を染める事によって人工的に色を付けたアコヤ真珠です)
適切な色選び
ホワイト系のパールは、①のナチュラルホワイトや②のホワイトが該当しますが、パールによって個体差があります。
色の選択は主に好みの問題で決まりますが、安価なネックレスであまりにも白いパールや、逆にピンクが強すぎるパールは、珠本来の品質が悪く、デメリットを隠すために処理が沢山施されている可能性があります。
そういったパールは加工時にダメージを追っている可能性がありますので注意が必要です。
③のナチュラルブルーや④のコバルト染アコヤ真珠は、悲しみの席などに着用する色として比較的人気があります。
アコヤ真珠ネックレスの価格
アコヤ真珠は、その価値によって安い物は1珠数百円から数万円まで幅広く分かれます。誰もが安く買いたいと思う気持ちは同じですが、鑑定書付きを含めて設定されている価格にはそれなりの理由があると考えていただいて構いません。
あまりにも高すぎるパールや安すぎる場合には慎重になる必要があります。初心者の方は安いのはなぜ安いのか?高いのはなぜ高いのかの理由を知って、中間クラスを買うのがベストな選択です。
ただアコヤ真珠の価格は現在値上がり傾向にありますので、相場が把握しにくいのが現状です。
淡水真珠の特徴
淡水真珠は形状が崩れると先がとがったりするのではなく、石ころのようになります。
また一番右側のパールのように、安いパールは横や縦に筋が入ります。
車を塀にぶつけた時に出来るような擦り傷に似ているかもしれません。
動画も撮りましたので形状を確認してみて下さい。
こういった形状の特徴がみられるのが淡水真珠です。ただ、ある適度の品質になってくると、画像だけではアコヤ真珠と淡水真珠を見分けるのが難しい場合もあります。
例えば下記の写真をご覧ください。
私自身が何気なく撮影したものですが、左はアコヤ真珠ネックレスで右は淡水パールです。
画像が一枚だけの場合や、少し遠くからの写真では見分けるのが難しいと感じる事もあります。
でも中古品を購入するにあたってパールの識別をする際などは、複数枚画像がアップされている事も多いので、容易に見分ける事は可能です。
上記の画像の場合私ならどう見分けるか?ずばり色です。テリや形状は両者似ていますが、左側のネックレスはアコヤ真珠独特のピンク調色が確認できます。パール表面がうっすらとピンクである事から、アコヤ真珠と分かります。
また右側に関しては、テリはありますがこの白さは少しアコヤ真珠にはない白さです。淡水真珠の白は漂白しているので、その特徴がみられます。
ルースで見分けるアコヤ真珠と淡水パールの違い
次はルースで見分けていきましょう。先程の特徴が含まれている珠もあるのでわかる方もおられるかもしれません。
次の写真の中に、アコヤ真珠と淡水真珠が紛れています。
正しく判断できるでしょうか?
あこや真珠だけ抽出します。
パール表面のしわやエクボの状態は先ほど勉強しました。それに加えて以下のように、開口部付近から内部の核が見えるものもアコヤ真珠の特徴です。
巻があって傷が少ないアコヤ真珠ですと、エクボや開口部付近では判別できないかもしれませんので、色々な方向性で判断します。
ここまでで、真珠の傷やエクボ、形状を見て両者を判別する方法について解説しました。
真珠の価格や価値・偽物との違いなど見分け方について知りたい方は、以下の記事もご覧下さい。
次からは知識的な項目にはなりますが、上記の違いが出る根拠について触れていきたいと思います。
身に着けた時、周囲から違いを判別できるか?
次は初心者が両者を目視で比較した印象と、実際に身に着けている人がどう見えるのかを実体験をもとに書いていきます。
せっかくなので、淡水真珠とアコヤ真珠を初めて比較したときの実体験を書きます。
正直どちらがアコヤ真珠で淡水真珠なのか、全く見分けがつきませんでした(笑)高いアコヤ真珠よりも安い淡水真珠の方が良く見えてしまいました。
見れば見るほどわからなくなりました。何回も比較させていただいたのを覚えています。
なので初めて比較しての感想はどちらでもそこまでの違いはないかなという印象でした。
それからしばらくした後、ある式典に参加する機会がありましたが、前の席に座っておられた方が立派なアコヤ真珠ネックレスを身に着けておられました。
もちろんわからない私にはどのグレードなのかの判別はまだ出来ませんでしたが、とにかく凄い輝きと存在感でした。
判別も出来ないのに無駄に言葉の知識だけ身に着けた自分が心の中で
これは絶対花珠!全然違う・・・と決めつけていました。
とても衝撃でした。
このエピソードは、アコヤ真珠に初めて感動した瞬間です。私の知人は淡水真珠も着用していましたが、あまりの違いに唖然としました。
この前は全然違いがわからなかったのに、今回は違いが一目で分かってしまったのです。
もちろん淡水真珠も素敵なのですが、アコヤ真珠の場合は独特の鋭いテリについ視線を奪われます。
★初心者の場合、宝石店などで沢山見過ぎると混乱しますが、その他のシーンでは高級アコヤ真珠の場合違いがはっきりわかるのだと思います。
時々問い合わせで、ホワイト系だけれどもシルバーのような色合いのアコヤ真珠が欲しいという方がおられます。
このシルバーのような効果は、厚巻のアコヤ真珠独特の質感で、ピンクグリーンの干渉色が上手く混ざり合ったときに感じる事の出来る色合いです。
私が式典で見たアコヤ真珠も、まるで鉄球のようなシルバー色でした。
真珠は奥の深い世界ですが、間違いなく喜びと感動を与えてくれるアクセサリーです。
身に着ける自分だけでなく、時として他人へもその感動は伝わります。
花珠真珠の選び方や種類に関してもっと詳しく知りたい方は、以下の記事も参照できます。
淡水真珠とは?
淡水真珠とは、その名の通り淡水域の環境で生まれた真珠・または養殖された真珠の事を指します。
多くの貝は湖で養殖されていて、日本では琵琶湖が有名な原産地となっていました。
しかし最近のほとんどは中国から輸入するものがほとんどで、日本産の淡水真珠は入手が困難です。
淡水真珠は基本無核
アコヤ真珠とは違い、淡水真珠は基本的に核ではなく貝の外套膜を挿入して真珠のきっかけづくりをしています。(10㎜を超える大粒真珠や一部のパールには挿入する場合もあります。)
その為すべてが真珠層からなっているため、アコヤ真珠で問題となる巻の厚みを気にする必要がありません。
核を挿入しないため様々な形が形成され、その中にはアコヤ真珠のような真円に近いパールも存在しますが、真珠層の厚みがあることから本当に綺麗に巻いていない限り、アコヤ真珠のようなテリは出ません。
よって、淡水真珠は比較的普段使い用という用途で使用される方が多いのが現状です。
★アコヤ真珠に比べて劣化に強いけれど、冠婚葬祭用ネックレスでは圧倒的にアコヤ真珠のシェアが高いのが特徴です。
両者に価値の違いは存在するか?
このように両者を比較しましたが、次は両者の価値について触れていきたいと思います。
よくネット上の掲示板などを見ると、真珠=アコヤ真珠を意味すると思っている方が沢山おられるようです。
また、冠婚葬祭や結婚式・正式の場で淡水真珠を身に着けるのはかっこ悪い・ふさわしくない・恥ずかしい等の声を聞くことがあるかもしれません。
私自身も、多くのデパートで真珠を比較してきましたが、店員さんは希少価値の高いアコヤ真珠やその他白蝶真珠等の海真珠を好む人が沢山見受けられました。
こういった風潮からか、
「淡水真珠は安物でありお遊びである」
「アコヤ真珠こそが真に価値のある真珠」
という声も聞かれます。
しかし言うまでのない事ですが、どの真珠に価値があるかどうかを決めるのは個人次第となっています。
・アコヤ真珠にはアコヤ真珠の良さ。
・淡水真珠には淡水真珠の良さ。
があります。
今回比較してきたように、アコヤパールと淡水パールでは貝の種類がそもそも違います。
人によっては淡水真珠に魅力を感じる方、海真珠こそが本物という方もおられるかもしれません。
でも両者ともに偶然のきっかけが作り出した天然養殖の真珠である事を覚えておきたいものです。
現状日本ではほとんどの場合中国産の淡水真珠を輸入しておりますが、市場では比較的低価格品が出回っている理由から、上記のような意見も当然みられることでしょう。
無論低価格品の淡水真珠と高価格帯のアコヤ真珠では品質を比べる事が出来ませんが、それは低価格品のアコヤ真珠も同じ事。
画像で出したような傷エクボが多い安すぎるアコヤ真珠を正式の場で着用するのもふさわしくないと言えるでしょう。そういったパールはアコヤ淡水共に普段使い用です。
では、一般的に何を基準にして真珠の価値(値段)を決めているのでしょうか?
次に販売価格に影響してくる部分を触れて、両者の価値の違いを見極めてみてください。
価格を決める要素
アコヤ真珠・淡水真珠ともに価値の基準となっているのは、
1、どれだけ球体(真円に近いか)
2、傷が少ないか
3、テリツヤ・輝きの程度
主にこの3つのみです。
それに加えて真珠のネックレスの場合、
4、一つ一つの粒の大きさが均等かどうかや各珠色味の均一度
この4つが大きく真珠の価値を決めるものです。(アコヤ真珠の場合、巻き具合も関係します。)
この条件さえクリアしていれば、どんな種類の真珠であったとしても十分価値がある真珠とみなされるのです。
当然市場価格が割と低めの淡水真珠の中にも、現地中国へ行けば高品質なパールは沢山あります。
ただ日本においてはアコヤ真珠の産地ですので、圧倒的にアコヤ真珠が多く販売されており、日本で真珠の価値を認識するとなると必然的にアコヤ真珠が取り上げられます。
また1つの貝から1つのパールしか養殖できないという条件も、アコヤ真珠の価値と価格を引き上げる原因となっています。
淡水真珠が安いのは、一つの貝から沢山のパールが養殖出来る事が大きいと思います。
まとめ
アコヤパールと淡水パール両者には、育った場所・価格の差がありますが、貝の品種・方向性が違うという事を認識したうえで比較していくと、傷やエクボにも特徴がある事がわかります。
その結果正しく両者を比較出来るようになります。
また淡水パール・アコヤパール共に、所持する人に感動と喜びを与えてくれる独特のアクセサリーと言えます。