アコヤ真珠と本真珠の違い【※同じようで違う?】

Elegant Pearlテリ最強オーロラ花珠シリーズ

アコヤ真珠と本真珠の違いをまとめてみました。結論は、あこや真珠=本真珠ですが、この疑問が生じる原因も考えてみます。

本真珠とは?

本真珠、それは誰もが一度身に着けたいと思う特別なアクセサリーの一つです。でも真珠にも様々な種類がある事を覚えて置く必要があります。まず初めに、わかりやすいように表にまとめました。

真珠
本真珠 イミテーション(偽物)
天然真珠  貝パール・プラスチックパールなど     
アコヤ真珠
南洋真珠
淡水真珠
マベ真珠
コンクパール等

この表からわかるのは、偽物の真珠でなければ全て本真珠という事になります。

(カリブ海で生息するピンク色のコンクパールや、貝の形に特徴があるマベ真珠も本真珠の仲間です。)

どのような種類のパールでも、本物の真珠は大変美しいのが特徴です。一度本物の真珠を手に取るならば愛着や自然と笑顔になれるのもパールの魅力です。

誤解が生じる理由

パールは大切なアクセサリーなだけに、買った後に後悔だけはしたくないものです。

もしかすると、販売ページなどで「本真珠」とだけ書いてあったり、鑑別書に「アコヤ真珠」という様な表記があった為に、本真珠とアコヤ真珠に差はあるのかについて疑問に思われたかもしれません。

少しややこしいですが、先程も表でまとめたように偽物でなければすべて本真珠(本物であるという意味)の仲間になります。

ですので日本を代表するアコヤ真珠でも、中国を代表する淡水パールであったとしても、本物の養殖真珠(CULTURED PEARL)である事を指すために、「本真珠保証」シールが貼られている場合があります。

↑当店で使用している本真珠保証シール

淡水真珠もWikipediaなどで参照すると本真珠の仲間として扱われていますので、間違いではありません。

ポイントは、真珠の種類をしっかりと確認する事です。

日本では古くから、冠婚葬祭用はアコヤ真珠をメインに扱ってきているので、アコヤ真珠=本真珠という認識をされる方がほとんどです。

若い方であれば、ネットなどでお調べになって本真珠=偽物でないという認識の方もおられると思いますので大丈夫かと思いますが、古くからパールを愛してこられた方にとっては本真珠=アコヤ真珠という見方となります。

ですのでアコヤ真珠でないのに本真珠表記がなされていると混乱してしまったり、本真珠=アコヤ真珠という思い込みから低価格の淡水真珠をアコヤ真珠と勘違いして購入される方がいるようです。

ぜひそういった認識の違いを防ぐためにも、しっかりと真珠の種類を確認することや、アコヤ真珠と淡水真珠の特徴や違いについて知っておいてください。

アコヤ真珠と花珠真珠の違いは以下の記事を参照

アコヤ真珠と花珠真珠の違い【※ここが違った】

鑑別書に「本真珠」と書いてある場合

鑑別書などを発行している会社に淡水パールの鑑定を依頼すると、淡水パールは「真珠」と表記できても「本真珠」とは記載できない場合がございます。

日本国内では本真珠=アコヤ真珠という考えが浸透していますので、専門家と消費者間、本物の真珠という意味で捉えている本真珠の認識と、アコヤ真珠のみが本真珠という主張の違いが生じています。

本真珠は天然物?それとも養殖真珠?

サンプル

 

画像は天然黒蝶ラウンドパール

「本真珠」や「天然アコヤ真珠」という記載で誤解が生じる別の例もまとめます。

本真珠と聞くと天然の真珠(まったく人の手が入らない)を想像してしまいがちですが、今売られているほとんどの真珠は養殖真珠で、意図的に真珠層を貝に作らせています。

真珠はもともと貝内に異物が混入した際に、自らを守ろうとするために自身が真珠の元となる物質を分泌して異物を包み込むことで形成されます。

これを養殖では意図的に貝内に異物を混入して真珠層を形成させています。

綺麗な真円の真珠が出来るかどうかは当然運次第となりますが、なるべく真円になるように、挿入する異物も球体のものが使われています。これがよく言われる「核」と呼ばれているものです。

天然で真円はありえない?

真円に極力近く傷がない真珠を養殖するのはこの核を挿入することによって可能になりました。ですのでこの真円に近い真珠をもし人に依存しない環境で作るとなると、大変な事です。

偶然見つけた天然真珠貝の中身を開けてみて、真円に近い真珠が採れるという事はまずありえない事なので、珠が沢山ついた真珠のネックレスを天然物で作ろうとするのはほぼ不可能です。

天然で採れる真珠のほとんどが「いびつな形」をした真珠になります。

もし私が数百年・数千年生きられるとしたら、一生懸命集めて1本の天然真珠ネックレスを作ってみたいものです。

もちろんアコヤ真珠ネックレス最高峰クラスと言われている「花珠」称号付き本真珠ネックレスも全て天然ではなく養殖真珠です。

花珠真珠ネックレスについて興味がある方は、以下の記事もご参照ください。

オーロラ花珠真珠ネックレス【※プロならこれを買う】

また鑑別機関の中には、「アコヤ養殖真珠」などと記載している場合もございますが、他の鑑別機関で「養殖」の表記が無くても基本すべては養殖真珠です。

アコヤ真珠と淡水真珠

アコヤ真珠とは日本を代表する真珠で、淡水真珠は現在では中国でかなり有名な真珠となっています。

私たちがお店で数多く見かける真珠のネックレスと言えば、高い真珠はアコヤ真珠で、安い真珠は淡水真珠です。(大珠で高いパールは白蝶真珠もあります。)

価格を比べてしまえば、1枚の貝からとれる真珠の数の希少性という点でアコヤ真珠の方が圧倒的に高いですが、先ほどの表で確認したように、どれもが立派な本真珠です。

元となっている貝の種類が違うので色合いや輝き方が多少違いますが、初心者が違いを区別するのは難しいと思います。

パールの種類でお手入れ方法にも差が

基本的に本真珠はしっかりとお手入れをしていく必要がありますが、真珠核が挿入されている海水パール・特にアコヤ真珠の扱いには注意が必要です。

あこや真珠は汗や皮脂に非常に弱い為、着用後にしっかりとお手入れをする必要があります。このお手入れをおこたると、すぐにテリがなくなったり部分的に白くなったりすることもございます。

お手入れに関しては以下の記事もお読みください。

真珠のお手入れ方法【※動画あり】