花珠真珠ネックレス

花珠真珠ネックレスは、一生ものパールとしてアコヤ真珠ネックレスの中でも非常に人気ですが、しっかり調べないと場合によっては後悔することもございます。

高い買い物ですので、購入してから後悔しないように、今回は特に最近売れ筋が良く多くの人が手にされている高級花珠真珠から裏事情までを動画も含めて記事にしていきます。

花珠真珠ネックレスの相場!8㎜サイズはもう時代遅れ?

花珠真珠ネックレスの購入を検討されている方の中には、

①今持っているパールからサイズアップしたい。

②初めてだけれど高品質の真珠ネックレスを購入したい。

③大切な人にプレゼントしたい。

など主に初めて購入される方と買い替えの2タイプに分かれるかと思います。

 

購入を検討される際に問題になるのがパールサイズや価格です。

数十年前までは6.5㎜や7.0㎜のアコヤ真珠を手にされている方がほとんどかもしれません。

私の祖母の遺品も小さいパールサイズでした。

 

しかし時代と共にパールサイズも変化してきており、近年では比較的8-8.5㎜サイズを手にされる方も増えてきました。

でもその8㎜真珠であっても時代遅れになろうとしています。

店長右

求めておられるパールサイズはどんどん大きくなってきているようです。

冠婚葬祭用花珠真珠ネックレスは8㎜以上の時代

冠婚葬祭用花珠ネックレス=8㎜というのは過去の考え方のようです。

今ではほとんどの方が8.5-9.0㎜の以上の真珠を選択されます。

8.0-8.5㎜サイズのパールを販売していると「8㎜では小さいのではないか?」という不安を持っておられる方が多く、結果としてかなりの方が8.5-9.0㎜のネックレスを選択されています。

以下のグラフは、当店の状況をグラフ化したデータです。

通常8.0-8.5㎜をメインに売っていく様なのですが、全く違う結果となってしまいました。

私も以前は8㎜と思っていたのですが、購入してくださる方の意向などを重視しながら積み上げていった結果、上記のようになりました。

圧倒的に8.5-9.0㎜のようです。

もちろん購入される方の年齢にもよりますが、花珠真珠を手にされる方の多くは比較的中高年の年齢層ですのでなおさらと言えます。(最近では若い方も8.5や9.0㎜を選択される方がほとんどです)

お店やデパートでは7ミリや7.5ミリ程度の花珠も多く、価格も比較的安いので一瞬7ミリでもいいかなと思いがちですが、今圧倒的に多くの方は8.5-9.0ミリの花珠真珠ネックレスを選択されています。

ただパールサイズがアップする事で解決しなければいけない問題が価格です。

店長右

パールサイズをアップさせて同じ品質を得るには、予算も上げる必要がります。

花珠真珠ネックレスの種類と価格(オーロラ花珠と天女も)

「花珠」という名称が付いているだけで高品質というイメージを想像しがちですが、花珠=最高品質とは必ずしも言えません。

販売店の私たちからすれば、「花珠」という称号が付いているだけで売れやすくなるので積極的に花珠鑑別書を付けていきたいところですが、実際にはそれだけでは品質の判断にはなりません。

確かに花珠鑑別書がつく真珠ネックレスは比較的高品質ではありますが、「花珠」に関する基準は鑑別機関によって設定されており、日本全体で統一された明確な基準があるわけでもございません。

それが原因で花珠真珠ネックレスにも実際には大きな価格差や品質のランクが存在します。

このように説明してしまうと、

★一体どの花珠真珠ネックレスを選べばよいのか?

という疑問が生じてしまいますので、次の項目で解決していきます。

店長右

花珠真珠ネックレスは非常に奥が深いです。

丸わかり!鑑別機関と価格別で見る花珠真珠ネックレス

本来真珠ネックレスに相場は存在しにくいのですが、しかし通販ではやはり価格を意識していますので大まかな相場が存在しているのは事実です。

そしてその相場が花珠真珠の価値や品質を場合によっては下げてしまう事になるのですが、大まかに鑑別機関ごとに分けていただけると大体の相場がどうしても出てきます。

当店の花珠鑑別書つきネックレスは主に真珠科学研究所のオーロラ天女とオーロラ花珠を扱っておりますが、他店を含めた大体の相場は以下の通りです。

(真珠総合研究所花珠も一部ございます)

鑑別機関/サイズ 8.0-8.5ミリ 8.5-9.0ミリ 9.0-9.5ミリ
GGC花珠

約60,000円~

約75,000円~ 約120,000円~

真珠総合研究所

花珠認む鑑別

約80,000円~ 約100,000円~ 約140,000円~

真珠科学研究所

オーロラ花珠

約90,000円~ 約130,000円~ 約180,000円~

真珠科学研究所

オーロラ天女

約180,000円~ 約200,000円~ 約250,000円~

★今後変更になる可能性もございます。

 

花珠真珠ネックレスを発行している機関で有名なのは約3社で、宝石店でも見かけることがあります。

①真珠科学研究所

②真珠総合研究所

③GGC(ジャパンジェムグレーディングセンター)

 

この中でも真珠科学研究所が発行している花珠の基準は厳しく値段が上がりますが、注目できる点として真珠科学研究所の花珠には「オーロラ花珠」とよりテリに特化した「オーロラ天女」が存在する事です。

当店では真珠総合研究所の花珠は少ししか扱っておりませんが、下の方の価格を元に整理すると

真科研オーロラ天女→真科研オーロラ花珠→真総研花珠→GGC花珠

となってしまっています。

ただ検査基準の向上や見直しにより、こういったランク付けの概念はあまり信用できません。現に厳しくなっている現象がみられているため上記の相場は変更になっている可能性が十分ございます。

検査基準が厳しくなるという事は、より高品質なパールを所持できることにもつながる為、消費者にとってはメリットとなります。

店長右

花珠真珠を購入する時は、価格だけでなくどのような花珠鑑別かも一度確認しておきたいものです。

(現段階では下を見ていくと鑑別機関ごとに大体の相場価格が存在してしまっていますが、高級パール=〇〇の鑑別という認識は必ずしも適用されないことを念頭においてください)

 

真珠科学研究所の評判に関しては、

真珠科学研究所の評判は?【※様々な意見を総括します】

こちらの記事も参照できます。

下だけを見ず上も見る

最低価格を調査していくと上記のような結果になりますので、多くの方はオーロラ天女が付けば最高級という認識かと思います。

ですのでオーロラ花珠鑑別が付いているのにオーロラ天女のような価格で販売されているのを見ると、高いと感じるのは自然な事です。

しかしながらそれは下を見て評価した結果にすぎません。
上を見て評価すると必ずしもそうでない事に気づいてしまいます。

これは私が作成した図ですが、オーロラ花珠でも高品質なネックレスは、オーロラ天女の価格帯に十分重なります。

ですので鑑別書の種類と価格だけで安易に決定を下すのは危険です。

店長右

高価格帯のオーロラ花珠というのは、傷が圧倒的に少ないです。デパートなどで高級パールを以前購入された方が、通販の15-20万ほどの花珠を購入されると傷が多いと感じるかもしれません。

花珠の基準は富士山の高さに過ぎない

花珠真珠と聞くだけで最高級パールの様なイメージがありますが、決して最高級ではありません。

例えるならば花珠の基準は日本の富士山くらいです。

日本の中では一番高い山ですが、世界一高い山は言うまでもなく富士山の2倍以上の高さを誇るエベレストです。

そしてヒマラヤ山脈にはエベレスト級の山が沢山あるのではないでしょうか?

日本で生活していれば富士山は間違いなく高い山という認識ですが、一度海外で富士山以上の山々を見てしまえば、その感覚は変わってしまうかもしれません。

花珠真珠ネックレスも同じ事で、高い花珠ネックレスを詳しく見ていけば見るほど、花珠という合格基準は比較的緩いということに気づきます。

よく三角形の図に花珠の位置は一番上のわずかな部分に属していると表記されます。もちろんそのような表記でも問題はございませんが、私の認識では以下の通りになります。

 

★最高級の「花珠」称号鑑別付きでも品質は富士山級からエベレスト級まである。

店長右

オーロラ花珠とオーロラ天女は価格帯でも一部重なるので、一緒に記載しています。

また天女鑑別が取れるのにオーロラ花珠の検査だけしている場合もあるので、一緒に記載した方が良いです。

 

高級オーロラ天女について知りたい方は、以下のページも参照できます。

あこや真珠ネックレス【オーロラ天女鑑別書付き新品桐箱セット】

 

 

以下に低価格帯の花珠とオーロラ系の花珠を比較した動画を掲載いたします。

 

高級ネックレス=花珠鑑別書ではない

多くの方は高級ネックレスには必ず花珠鑑別書が付くと思っておられますが、基本的に鑑別書は後から付けるもので付けるか付けないかは販売店や卸業者が独断で判断している項目です。

ですので、

1、意図的に花珠鑑別を取りに行くために、鑑別機関の基準に合わせて細かい作業をしている卸業者や販売店。

2、十分花珠品質でも初めから花珠鑑別にこだわらない卸業者や販売店。

に分かれます。

 

つまり花珠鑑別書がついていなくても最高級のネックレスを販売しているお店もありますし、相場では一番高いオーロラ天女鑑別が取れるような品質に真珠科学研究所以外のGGC花珠や総合研究所花珠鑑別書を付ける事も可能ですので、単純に値段や鑑別書だけでは品質判断はできません。

 

また多くの高級ネックレスではあえて鑑別書を付けていない場合もございますので、高級パールに必ずしも鑑別書が付いているわけではないという事を認識しておく必要があります。

★鑑別無し商品を選択するのはパールを複数本所持している中上級者向けです。

店長右

すでにお店の品物を熟知しているリピーター様も鑑別無しを選択される場合がございます。

 

花珠真珠ネックレスの松竹梅

このように、花珠鑑別書付でも品質や価格は様々ですので、パール初心者の方でしたら重要なのは

★パールサイズごとの大体の相場から安すぎず高すぎない花珠真珠ネックレス「竹」を選ぶ事

が一番の良い選択となります。

あまりに安すぎて価格競争をしているような花珠真珠は、意図的に何か安い理由が存在する可能性もございます。

また逆にあまりに高すぎる場合は、意図的に広告費用などがかかっている可能性がありますし、もちろんそうでない場合もございます。

安い物はなぜ安く、高すぎるものはなぜ高いのか?根拠が提示してあって初めて安心して購入できるのが花珠真珠ネックレスと言えます。

冠婚葬祭に使えるパールの色は無調色だけ?

花珠真珠ネックレスを購入する方のほとんどは冠婚葬祭用に使う目的ですが、多くの日本人はピンク色のパールを嫌う傾向にあり、特に花珠真珠を購入される方に顕著にみられます。

代表的な意見として、

「この歳だからピンクは似合わない」「ピンクは可愛らしい」「冠婚葬祭にピンク色は不適切」

という意見です。

店長右

花珠真珠ネックレスを購入される方の半分以上が上記の意見です。

この意見を採用するなら、冠婚葬祭で使えるのは真っ白なパールだけのような気もしてきます。一度この色に関しても整理する必要がありますので、調色と無調色について次に解説していきます。

調色真珠と無調色真珠

真珠を浜上げした段階ではパールごとに若干色が異なっています。このままでは生産効率が悪いので、若干色つけをしてあげる事でベースとなる色をそろえる(調色)が行われます。

この調色が沢山行われる場合と少ししか行われない場合の2種類に分かれます。

調色が沢山行われると結果としてピンク色が強い真珠となり、ピンク系が好きな方にとっては嬉しい選択となります。

逆に調色が少ないとピンクもうっすら程度になり比較的白に近いイメージになります。

調色の程度は好みになりますが、海外では調色強めが人気傾向にあるため、最近ではピンクが強いパ―ルが市場に多く出回っていることから、白好きな方にとって選択肢は非常に限られています。

調色真珠は白を背景にするとピンクが出ますが、肌に載せるとピンクは吸収される傾向にあります。

店長右

白にこだわる方が多いですが、最終的に調色を選択されて全然ピンクが気にならなかったという方もほとんどです。

無調色真珠

無調色真珠は調色を行っていないという事で、ベースとなる色が調色真珠よりもよりホワイトに近いイメージになる事が多いのが特徴です。

ただ無調色真珠は真珠の特性として調色真珠よりもベース色が若干クリームよりになる事がございますので、1本1本色味は異なります。

クリームが抜けている無調色真珠もあれば、うっすらクリームでも中からピンクの干渉色が強いと少しピンク系に見える事がございます。

よってそれぞれの色味を揃えるのは大変な作業になり、全体的に無調色のパールは数がなく希少です。

無調色で忘れてはいけないポイントとして、無調色=貝から採り出した全く未加工の生珠ではないという事です。

この点を理解されていない方が多く、言葉の響きから無調色にこだわる方が沢山おられますが、単に調色工程を抜いただけの事ですので、ほとんどの場合生珠ではございません。

店長右

もう一度繰り返します。無調色は未処理の生珠ではございません。

以下に調色と無調色を動画と画像で解説していきます。

 

以下は画像ですが、調色真珠は左側のうっすらピンクがかっているもので右側が無調色になります。

この画像はわかりやすいものを使いましたが、無調色真珠でもピンクが出ているものがございますので詳しくは動画もご覧ください。

冠婚葬祭で使えないピンクなどございません。

これらの調色と無調色の特徴を理解していただければ、今現在生産されているパールのほとんどが調色パールである事が理解いただけると思います。

そして無調色は必ずしも生珠ではないという事を考えると、冠婚葬祭用のネックレスに無調色しか選択肢を含めないのは少し無謀です。

その選択は逆に選択肢を狭めてしまう事になりかねませんので、ある程度のこだわりは必要ですが限度も設ける必要があります。

もしピンク系や調色のパールが冠婚葬祭にふさわしくないというのであれば、現行ミキモトのパールなども冠婚葬祭にふさわしくない事になりますので、もう一度見方を改める必要があるかもしれません。

店長右

ピンクが心配過ぎて調色は買えない・無調色が見つからなくて買えない、見つかってもテリが微妙だったという真珠難民が沢山おられます。

巻き厚もチェックポイント

花珠鑑別書がつく真珠ネックレスのほとんどには巻厚が平均して何ミリあるかどうかの記載がなされています。

その表示には大まかにグラフで表示されている場合と正確な数字が記載されている場合がございます。

GGC花珠鑑別書では0.35㎜以上、真珠科学研究所では0.4㎜以上が花珠の基準として設定されています。

この巻厚に関してはもちろん目視でも大体巻いているかどうかは確認できるのですが、実際には鑑別機関に出して機械で測定しないと分からないのが事実です。

ですのでテリは出ているのに巻があまり良くなかったという事はよくある事です。

一般的にアコヤ真珠は巻きがあるとテリも強いという認識がなされていますが間違いです。

この法則は低価格の薄巻きアコヤには適用できますが、オーロラ花珠やオーロラ天女などの一定水準まで来ますと、この法則は当てはまりません。

巻が厚くてもキレイに巻けてなければテリは弱くなりますので、比例関係にあるわけではない事を覚えておいてください。

★ある程度の巻までくれば目視だけでは巻厚を正確に予想するのは困難です。

★オーロラ花珠とオーロラ天女はテリが違っても巻厚の基準は同じです。

店長

巻厚値と無調色にこだわりすぎて冠婚葬祭用ネックレスを買えない花珠真珠難民も沢山おられます。

このページをお読みになった方は、くれぐれも花珠真珠難民にならないようにしてください。

個人的な意見ですが、ネックレスの巻値が0.4㎜や0.45㎜を避けたいと思うのは理解できますが、0.6㎜を避けて0.7㎜や0.8㎜を探す行為は無意味かと思います。その上無調色という条件はまず入手不可能です。

オススメの花珠真珠ネックレス

いかがでしたでしょうか?

花珠に関する情報をほぼこの1ページで詰め込んだため、読み終わるころには頭がパンクしそうな状態かと思います。

何度も読み返して、ぜひ最適な一品を手にされる事をお勧めいたします。

今回こちらで記載した情報を総合して、おすすめ出来る花珠真珠ネックレスはこのようにイメージしていただければと思います。

★比較的お若い方で、初めて花珠真珠ネックレスを検討される方や、今後サイズアップも含めて選ばれたい方は7.5-8.0㎜や8.0-8.5㎜でも十分のサイズとなります。(中高年の方や今後買い替える予定のない方は8.5ミリ以上をお勧めします)

★冠婚葬祭用にはピンク系も問題なし、8.5㎜以上なら白を選択される方が多めの傾向ですが、白にこだわり過ぎない事は重要。

★お予算に余裕があり真科研のオーロラシリーズが届く場合、ギリギリ品質ではない最低相場より少し高く、その根拠が示されているもの。

★お予算にかなり余裕がある場合、オーロラ天女などを含め値段の根拠が明確になっているもの。

 

通販か、実店舗で購入した方が良いのか?疑問を持たれている方は、以下の記事をご参照下さい。

真珠ネックレスはどこで買う?【※個々に合わせた適正診断】

自分は通販向きなのか、店頭向きなのかに加え、個々の必要に合わせどのようなお店で購入すればよいか知ることが出来ます。

まとめ

花珠真珠ネックレスにも様々な種類がございますので、年齢やお予算に合わせて最適な一品を手にしていただければと思います。

★当店の販売ページは以下からご覧いただけます。