真珠ネックレスの相場とは?【※裏事情も】

真珠ネックレスの相場について今回は触れていきます。

売れ筋価格という意味での相場はありますが、パールは購入者様自身が十分ご納得された価格で購入するネックレスこそが相場(適正価格)と言えるでしょう。

冠婚葬祭用の真珠ネックレス、最も売れている価格帯・相場とは?

相場価格と表現するのではなく、まず初めに最も売れ行きが良いと言われている価格帯からチェックしてみます。

最近統計を取り直しましたので、最新の状況を元に分析していきます。

この表を見ると分かるように、15-20万程の真珠ネックレスを手にされている方が50%を超えています。

店長

圧倒的ですね、こうしてデータにすると考えさせられます。

10~15万ほどの売れ行きも良く、それに続いて10万以内も好調です。

この指標は全て冠婚葬祭用のアコヤ真珠ネックレスのデータを元に作成しております。

これらの内訳をみると、鑑定書付きのオーロラ花珠や天女系がやはり際立っております。

またリピーターや真珠に関してある程度の知識がある方が20万前後で天女級のテリがある鑑別無し商品を選択されています。

店長

以下の記事を参照しますと、なぜこの価格帯が人気なのかがわかります。

真珠ネックレスの選び方【※初めてで冠婚葬祭目的ならこれ一択!】

真珠ネックレスの市場変化?相場・値段は今後どう動く?

先ほどの表では、最近のデータを元に作成した情報ですが、実際には真珠の出来高や市場価格によって、相場・値段が年々変化します。

またお店によってターゲットとしている客層も異なりますので正確な事は言えません。

例えば、20万以上のネックレスしか扱わないお店ですと上記グラフは大きく変動する事でしょう。

一定数のデータが確保できれば、ある意味市場や相場というのはお店側によって作り上げる事も可能となってしまうです。

ただ上記データに関しては、特にそのようなフィルターを通さず地道に調べて積み上げていったデータですので、検討されている方が知りたい参考値になると思い作成いたしました。

(上記グラフに淡水真珠に関しては含まれておりません。)

淡水市場は低下・アコヤ真珠は値上げ

数年前と異なり、淡水真珠の産地中国が養殖に力を入れていないため、今後も淡水真珠は厳しい状態が続くと思われます。

また地球環境の変化によって、アコヤ真珠の母貝が大量死した事により、あこや市場も大荒れの状況です。

数が少なくなっていますが中国への輸出が好調なため、供給量が足りず過度のインフレ状態に陥っています。

更に新しく上がってくる珠は温暖化の影響からか全然巻いていない珠が多いという悪循環です。

こういった状況からアコヤ真珠は現在値上げしており、上記のグラフも今後変化してくるに違いありません。

店長右

コロナ前は中国の卸業者が日本に来て爆買いでしたが、来れない今でもちゃんと入手ルートを確保しているという事です。コロナ明けには凄い事になりそうです。

1~20万で入手できる真珠ネックレス(アコヤと淡水)

購買価格の相場と今後の動向を理解したところで、一番気になっていると思われる、それぞれの価格で購入できる真珠ネックレスの品質について触れていきます。

真珠ネックレスは高ければ高いほどよく、質に上限を設けるのは難しい作業になりますが、当店では淡水真珠に関して調べている方も多いので2種類の真珠に分けて考えます。

①アコヤ真珠ネックレス

②淡水パールネックレス

これら2つはいずれも本真珠の仲間ですが、同じようなテリ・輝き・ツヤを持っていたとしても基準価格が異なり相場も違います。

比較的安価な淡水パールネックレスにも高額で高品質の物は存在しますが、日本において淡水パールは比較的低価格層向けと言えるでしょう。

淡水真珠ネックレスの価格・品質(8㎜基準)

★5,000¥以下の淡水真珠

パールに筋が入るような特徴が見られ、形も丸くないものや傷が多めな為カジュアル向けで、冠婚葬祭には適さない。

★7000円~1万未満の淡水パール

形が整っている真珠が多く、冠婚葬祭用で選ぶ方も多いですが、細かい傷がありテリが抑え気味。

 

★1~2万以内の淡水真珠ネックレス

傷も少なくテリも良いため冠婚葬祭用で選択される方も多いですが、アコヤ真珠と比べると区別しやすい。

 

★3万円以上の淡水真珠ネックレス。

3~4万円程度なら、低価格帯のアコヤ真珠と比べてもほとんど見分けがつかないテリと品質。

傷は淡水真珠の方が少なく、真珠層が厚いために冠婚葬祭用でも十分使える品質。

アコヤ真珠ネックレスの価格・品質(8㎜基準)

★1万円未満のアコヤ真珠ネックレス

真珠層が非常に薄く、テリもいまいちで内部の核が露出しているものも見受けられ、冠婚葬祭用には使えない。

カジュアル用のバロック真珠がおすすめ。

★1~2万円程度のアコヤ真珠

テリは抑え気味で傷も多いため、品質は気にせずとにかくアコヤ真珠を身に着けたいという方向けですが、冠婚葬祭用の8㎜は一般的には流通しない。

★3~5万円程度のアコヤ真珠

真珠層が低価格品より厚いが、ラウンドシェイプは届かず、仮にラウンドシェイプの場合は真珠層が薄い傾向にある。

アコヤ真珠独特の質感が徐々に出始めるため、冠婚葬祭用低価格アコヤ真珠はこのあたりから検討範囲に入れられますが、ここ最近はアコヤ真珠の価格高騰により現状は難しい価格帯となります。

★5~10万のアコヤ真珠

花珠の称号を付帯して販売する事も可能ですが、比較的薄巻の花珠が多い。

傷も比較的少なくアコヤ真珠独特の品質がある為に、3から5万円では少し不安な方が無難な選択肢として選ぶ価格帯。

淡水真珠とは区別できるテリと品質ではありますが、アコヤのテリ巻重視で検討したい場合は花珠鑑別が付かないモデルがおすすめ。

ただ傷エクボは必ずありますので、その辺気にならない方向け。

★10~20万のアコヤ真珠

花珠の中でも真珠科学研究所が発行する特別称号が付くオーロラ花珠や天女も、この価格帯から入手できるようになります。

傷もほぼなく、3~5万円の淡水真珠とは比較にならない高品質。

遠くから見ただけでも高級の真珠を身に着けていると一目で分かる品質。

店長右

「オーロラ花珠」「オーロラ天女」など花珠真珠ネックレスの選び方や最適なパールサイズに興味がある方は、

花珠真珠ネックレス【※後悔する前にチェックする事】

こちらの記事をご覧ください。

★30万以上のアコヤ真珠

花珠に加え、M社やT社などの高級ブランドアコヤ真珠ネックスが手に入る。

最上級真珠のほとんどはトップブランドが保有していますので、そのような品質を求めている方向け。

この価格帯になってくると、ブランド・ノーブランドに関係なく必ずしも鑑別書が付くとは限りません。

鑑別書を付けるまでもない高品質の証とも言えるでしょう。

店長

上にはキリがありませんのである程度の線引きは必要です。

ただ高品質ネックレスに関して興味がある方は、

真珠ネックレスの最高級クラスとは?【※花珠は間違い?】

ミキモトパールネックレスは本当に高品質か?【※暴露します】

上記記事も参照できます。

 

以下に、低価格帯アコヤ真珠と淡水真珠(1~3万円程度)の比較動画をアップしました。

高解像度、全画面にするとより鮮明です。(動画はBGM♫つき)

 

 

真珠本当の相場は購入者次第で決まる。

真珠ネックレスには確かに選ばれやすい価格という物が存在します。

しかしお店側には仕入れ価格という物があり、仕入れから店頭に並ぶまでには実際には多くの経費がかかり、その分上乗せされている事もあります。

この経費+ブランド価格も当然含まれていますので、価格を基準として真珠を比べるという事はかなり難しい作業になります。

一見見た目や長さが同じような真珠がネットサイトで販売されていたとしても、真珠ネックレスは1つ1つ違いますし入手経路も異なります。(中間マージンが存在するものなど)

また真珠で有名な三重県伊勢志摩、愛媛県宇和島、長崎県大村湾などに出かけ、現地の直販店で購入したとしても、その直販店がどこまでのマージンを設け販売しているのか不明ですので、逆に高くなることも十分あり得ます。

(地方に出かけたときに見かける果物直販などと同じような場合もあるという事です。)

店長右

20年以上前ですが旅行の時に親が直販で買った桃は高かったですが硬かったです(笑)

電気製品のようにロットが決まっていれば価格競争が起きますが、真珠では事情が異なります。

 

ですので、A店では3万円で購入できたのに、B店では同じような品質でも5万円だったという事は、普通に生じますし何も不思議な事ではありません。

店頭や通販では場合によっては10万以上差が開くことも十分考えられます。

店長右

通販はかなり安いです。

私個人の感想ですが、この業界というのは難しく、適正に評価するには相当な知識を身に着ける必要があると感じています。

知識不足の頃はどうしても値段に走る傾向があり、安易に「〇〇」は高いという間違った評価を下す事もあるものです。

ですので購入者自身が真珠に詳しくなり、「この店で購入したい」と思わせるようなお店で買い・「ここならお金を払っても良い」と思った場所で支払った金額こそが、真珠の適正価格(相場)と言えるのです。

店長

真珠に限らず、少しくらい高くても十分納得できれば買いますね。

相場に加え価格の根拠を探る

価格競争が起こりにくいのがパールネックレスの特徴ですが、それでも販売者側も卸業者も実際には価格調査を行っています。

例えば同じ鑑別書が付いて同じ表記であれば、購入する側としては価格を意識するのは自然な事です。

特に通販サイトではモデルとなっているネックレス一本のみの写真を使用している事も多く、実際の写真でない事があります。

そうなってきますとなおさら意識するのは価格ではないでしょうか?

 

通販で鑑定鑑別書付のネックレスを検討される場合価格の安さやお店の評価も重要ですが、

★なぜここまで安いのか(何か事情があるのではないか)

★逆になぜここまで高いのか(質による価格なのか・お店側が設けているブランドマージンなのか)

★価格の根拠はどこにあるのか

この点も重要視する必要があります。

同じ鑑定書で記載内容が同じでも、明らかに1つ1つ品質は異なります。

あまりに安すぎるものや高すぎるものは、慎重になる必要があるかもしれません。

★以下の記事も参照できます。

真珠ネックレスの選び方【※初めてで冠婚葬祭目的ならこれ一択!】

真珠ネックレスはどこで買う?【※個々に合わせた適正診断】

一度購入したら後悔しないでください

一生懸命調べて買った真珠ネックレスは、どんな値段であったとしても自分にとって一生物のパールです。

他の人の身に着けているパールと比べてみたくなるかもしれませんが、上には上が存在する事を忘れないようにしたいものです。

自分のネックレスと比較し、良ければ嬉しいものですが下であればがっかりするだけです。

ガッカリしてしまった結果、せっかく高いお金を出したのに愛着が無くなってしまうという事もあるかもしれません。

一度購入して今後買い替える予定がないのであれば、自分の真珠に対して適切な評価が出来るよう努力する事は大切です。

そうするなら、我が子のようにいつまでもナンバーワンであり続けることが可能です。

店長右

購入前は色々比較検討した方が良いですが、一度決めたら他と比較をせず後悔しない事が重要です。

まとめ

3万円~5万程度の真珠ネックレスでは、アコヤ真珠も淡水真珠も似たような品質が手に入り、冠婚葬祭用に選ぶ方もおられますが、一生物とは言えません。

真珠の価格には上限がありませんので品質の見極めは難しいですが、一般的には10-20万程度の価格帯を手にされている方がほとんどです。

ただどんな価格のネックレスを購入したとしても、一生懸命調べて購入したのであれば、その価格こそが適正価格と相場と言えます。

ご自身の必要・お財布事情に合わせて、適切なパールネックレスをお選び下さい。

 

★当店の販売ページは以下からご覧いただけます。