オーロラ天女あこや真珠ネックレス8.5-9.0㎜ペア付きTOP ELEGANTモデルセットを斜め前から見ている

真珠ネックレスの最新相場について記事にしています。

新品の購入を検討されている方はここから(タップorクリック!)

中古など売りたい方はこのまま読み進めてください。

売れ筋・買取価格の相場は多少ありますが、販売店によって買取価格や販売価格が違うので、少し予想と違っても詳しく調べて十分納得した価格で売り買いする真珠ネックレスこそが相場(適正価格)です。

真珠ネックレス買取相場

まずは買い取り(売りたい場合)の記事からです。

自分の所持している真珠ネックレスを買い取ってもらいたい場合(現金化)、2つの方法があることを明確にしましょう。以下でそれぞれのメリットデメリットを記載します。

リサイクルショップや質屋など

中古品を扱っている店頭で買い取ってもらう一番なメリットは非常に簡単という事です。スマホの操作などが苦手な人にとっては、身近な場所で質屋やリサイクルショップ・宝石関係の中古品を査定してくれる場所に赴き、すぐに査定してもらいましょう。

査定額が多くなる要素は、

①珠が大きい
②状態が綺麗(経年劣化が少ない)
③鑑定書がついている
④傷が少なくテリが良い
⑤パールの形状が整っている
⑥アコヤ真珠や南洋真珠である(淡水真珠は比較的低価格)
⑦パール以外の要素(金具に金が含まれるなど)

等が当てはまります。

もし状態の良い真珠ネックレスであれば、アコヤ真珠一連ネックレスの場合は珠が9㎜以上あれば10万くらいで買い取ってもらえる可能性もあるようです。

多くの場合、扱っているお店によって査定価格は異なると思われるため、店頭で少しでも高額で買い取ってもらいたい場合は複数の店に足を運ぶことをお勧めします。

お店に複数行くことで相場価格もつかみやすくなります。

真珠は経年劣化するため価値が下がり買取価格も安い

ここからはデメリットです。

私は個人的に趣味でリサイクルショップなどに行きますが、基本的に中古のパールというのはかなりの程度経年劣化しています。黄色くなったものも多く存在しますので販売価格も安い傾向にあります。

販売価格が安いという事は、買取価格も安いことを意味します。

状態が悪い場合は数百円程度の買い取り額になることもありますので、場合によっては売らずに所持しておいた方が賢明かもしれません。

真珠はダイヤやゴールドなどと違って経年劣化により価値の低下が目立ちます。木造家屋の固定資産税のように考えていただければわかりやすいかと思います。ですから、査定しても思うように高額にならないという事がほとんどでがっかりすることもあるかもしれません。

買い取られる前にフリマで売れ!

今真珠を現金化したいなら、フリマサイトで出品するのが一番高値で買い取ってもらえる可能性が高いです。特にフリマアプリのメルカリではかなりの数が出品しており、業者なども多数存在することから、設定価格にもよりますが出品すればすぐに売れる可能性があります。

メルカリで真珠ネックレスが高く売れるのはなぜ?

メルカリやフリマアプリで真珠ネックレスが高く売れる理由は簡単です。それは買いたい人(ほとんどの場合最終消費者)が価値を決めるからです。

例えば私は真珠屋ですが、私が仮に真珠を買い取る場合、真珠に関して色々と知っているので消費者から見て高そうに見えても高値で買い取ることはまずないわけです。

逆にあまり価値がないようなパールを高値で買い取ることがあるでしょう。(鑑定をしているテレビ番組などを見ればその感覚は理解できると思います)

でもフリーマーケットには色々な価値を持った人がカオスな状態です。自分にはあまり価値がないと感じても、欲しい人にとっては価値があると考える可能性は大です。

結果として、店頭などで買い取ってもらうよりも高く売れる可能性は大です。

今が出品のチャンス!真珠の最新相場を調べるには?

真珠相場が安定していた数年前までは、鑑定書付き真珠ネックレス等はある程度の相場が出来上がっているのが事実ではありました。しかし著しい値上げをしている現在、確実に以前よりも高額で売れると言えるでしょう。

フリマアプリで、自分の持っているパールの種類とサイズを確認し、検索フィルタで「販売済み」の商品を選択すれば、ある程度いくらくらいで売れるのか調査することが可能です。

また販売済みでなくても、「いいね」が沢山ついている商品は、売れる可能性が高く相場を知る情報となります。

真珠ネックレスをフリマアプリで売りたいと思っている方は、今現在の新品の相場を理解しておくことも非常に大切です。以下で新品の相場と真珠の価値について詳しく触れていきます。

冠婚葬祭用パールネックレスの相場推移

まず初めに2024年現在最も売れ行きが良い価格帯から相場をチェックしてみます。

当店の最新状況を見ていきます。

パール売れ筋統計2024年

この表を見ると分かるように、10-15万台・20万以内がかなり人気傾向にあります。

10-15万が一番多い結果となりましたが、データには2023年前半の状況も含まれるため注意が必要です。2023年後半の状況と今現在2024年の状況を重ね合わせるなら15-20万台に人気傾向が推移しつつあります。

推移している原因の多くは、パールの値上げが考えられるでしょう。

この指標は冠婚葬祭用のパールネックレス(アコヤ真珠)のデータとなります。

この表から読み取れることは、ゼロから真珠ネックレスの購入を検討されている方は、

10-20万くらいの範囲で自分の予算に合わせて、テリツヤが優れた綺麗なネックレスを購入するのが今はおすすめ

というのが結論になります。

もちろん予算がある場合には20万以上も十分視野に入れるのがふさわしいと言えます。

当店の真珠ネックレスを探したい方は下記の販売ページよりご覧ください。

真珠ネックレス・パールネックレス(販売ページ)

あこや真珠ネックレス8.0-8.5㎜ホワイトカラー無調色高品質鑑別付きセットを上から見ている

真珠高騰はいつまで?2024年も真珠ネックレスは値上げか?

先ほどの表は最近のデータを元に作成した情報ですが、実際には真珠の出来高や市場価格によって、価格推移が年々変化します。

真珠は急高騰!現在は一時的に頭打ちか?

淡水真珠の産地であった中国が世界中の真珠を買い集めている状況が続いています。

また日本のアコヤ真珠の母貝が大量死した事により、品薄状態が続いている状況です。

中国現地の俳優や有名人が着用する事で白蝶真珠や黒蝶真珠にも飛び火し、すべての真珠が高騰しています。

2023~2024年冠婚葬祭用アコヤ真珠の買いだめ・駆け込み購入が急増

真珠高騰のニュースを受け、安いうちに買っておこうと思う消費者や仕入れる小売店が急増し、その結果値上げ幅が更に上昇しています。

アコヤ真珠の市場価格が平常時より3倍~5倍ほど上昇し、数万単位での値上げが数か月に発生していました。

既に多くのお店で品薄状態が発生しており、特に高品質パールの象徴ともいえる花珠鑑別書付き「オーロラ天女」や「オーロラ花珠」等の商品は入手すら困難になっており、入手出来ても販売価格は以前の3倍以上になっています。

花珠パールネックレスはもはや通常の客層が身近に買えるような商品ではなくなってしまいました。

オーロラ花珠一生ものパール8.5-9.0㎜ペア付きアコヤ真珠ネックレスを正面から見ている

しかしながら、あまりにも真珠が高額になってしまったため、購買意欲のある中国でさえ流石に手を出しにくくなってきているようです。この状況は2023年11月ごろから出始めたといわれています。

そのため、少しずつ「オーロラ花珠」や「オーロラ天女」など、一時期は市場に消えていた商品も少しずつ出てくるようになってきました。

価格に関しても、アコヤ真珠は今現在一時的に頭打ちの状態です。

真珠が安くなるのはいつ?カギを握るのは中国市場か。

高騰の原因は他にも、日本人以外の方で新たに開業を始める方も多く、真珠の量が足りないのが高騰の原因です。通常の消費者は1つや2つを買えば十分ですが、開業する場合は在庫を確保する目的で買う人がほとんどなので、一度に大量に購入する人が沢山いるという事です。

特に中国の人口は圧倒的に多いという事を覚えておく必要があります。

値上げ前に開業した人は今現在買えなくなっていますが、パール高騰に詳しくない人もどんどん参入しているため、現状の価格でも中間クラスのパールを買う人はかなりの数です。

この需要が満たされないと、先が見えないでしょう。(2024年11月更新※中国需要は満たされてきているようです)

また値上げに伴い投資目的で仕入れる人も目立ちます。

このように海外需要が主な原因とみられるため、この海外需要が満たされない限りは値段が下がるという事は考えにくいのが現状です。

しかしながら前の項目でも書いたように、中国市場は以前に比べて落ち着いてきました。真珠は経年劣化することから投資などには向いていないと考える方も出てきたことでしょう。(金などに移行する人も)

こう考えると真珠が安くなるのではないかと考える方も多いと思われます。実際に、黒蝶真珠や白蝶真珠、アコヤ真珠も若干の値下げ傾向になっています。

2024年アコヤ真珠の浜上げ価格は依然高い

日本人が好んで買うアコヤ真珠については難しい判断です。

なぜなら、最新の1級品や2級品入札でアコヤ真珠は去年よりも高値で取引されたからです。これが新しい珠へ移行するとなれば、値段を上げざるを得ない状況がまた生じてくるかもしれません。

今現在多くの真珠は去年の真珠や少し前のパールが市場に出回っていることも多く、海外で高値で売れたことから値段も強気の設定になっていた可能性も否定できません。

ですから新しい珠が出てきて値上げするのか、控えめにするのか?利益を削って値を少し下げるのか?今のところはっきりしたことはわかりません。

仮に値下げ傾向になるとすれば、在庫を減らすために販売店や卸業者間が身を削っている可能性もあるでしょう。

1~60万で入手できる真珠ネックレス(アコヤ真珠)

購買価格の相場と今後の動向を理解したところで、気になっていると思われるそれぞれの価格で購入できる真珠ネックレスの品質について触れていきます。

真珠ネックレスは高ければ高いほどよく、質に上限を設けるのは難しい作業になりますが、当店では主にアコヤ真珠に関して記載していきます。

    アコヤ真珠ネックレスの価格

    以下の品質相場は今後アコヤ真珠高騰により変化する可能性がありますので、定期的に更新していきます。

    1万円未満のアコヤ真珠ネックレス

    真珠核に巻き付いている真珠の層が非常に薄く、テリツヤもいまいちで内部の核が露出しているものも見受けられ、冠婚葬祭用には使えない

    もし仮にあるとしても、カジュアル用のバロック真珠がおすすめ。

    • いびつな形をしたパールの事をバロック真珠と呼ぶ。

    1~2万円程度のアコヤ真珠

    テリツヤは抑え気味で傷も多いため、品質は気にせずとにかくアコヤ真珠を身に着けたいという方向けですが、冠婚葬祭用の8.0-8.5㎜や8.5-9.0㎜は一般的には流通しない。

    パールサイズ6-7㎜程度の控えめのバロックなどが買えることがあるかもしれない。

    3~5万円程度のアコヤ真珠

    仮に7㎜程度のパールサイズであったとしても、真珠核に巻き付いている真珠の層が薄く、購入は控えるべき。

    現状の相場を考えると難しい価格帯となるため、やはりこの価格でもバロックパールをお勧めします。

    5~10万のアコヤ真珠

    5-10万円は、傷はないけれど真珠核に巻き付いている真珠の層が薄い低品質パールに当たる可能性もあるため要注意です。

    今この価格を強いて探すならば、数少ないですが鑑別が付いていない7-7.5㎜や7.5-8.0㎜で10万くらいの商品が当てはまる可能性もあります。もしくは、パールサイズを更に抑えて6.5-7.0㎜くらいで検討するのも良いでしょう。

    テリはそこまで強くないが、こだわりがなければいわゆる恥ずかしくないパールセットをギリギリで購入可能。

    もし購入する際には、お手入れ・経年劣化対策としてPS加工やマイクロパーマネントは必須でしょう。

    アコヤ7.5-8.0㎜特価品

    アコヤ真珠ネックレス7.5-8.0㎜特価品ピンク系鑑別書付きを正面から見ている

    ピンク系の特価品7.5-8.0㎜鑑別付きネックレス。
    価格:85000

    あこや真珠ネックレス総研鑑別書付き7.5-8.0㎜ピンク系

    アコヤ真珠ネックレス総研鑑別付きピンク系7.5-8.0㎜サイズお値打ちセットを正面から見ている

    ピンク系の鑑別付きお値打ち品
    価格:99999

    あこや真珠ネックレス6.5-7.0㎜高品質お得セット

    あこや真珠ネックレス6.5-7.0㎜高品質お得セットを上から見ている。

    安くても高品質の良いとこどり
    価格:95000

    アコヤ真珠ネックレス7.5-8.0㎜総研鑑別付きお値打ちセット

    アコヤ真珠ネックレス7.5-8.0㎜総研鑑別付きお値打ちセットを正面から見ている

     

    鑑別書が付いたお値打ちで新作の7.5-8.0㎜

    価格:99999

    10~20万のアコヤ真珠

    10万円を超えてくると、テリレベルは上記の10万以内とかわらないけれど傷がもう少しおとなしめの商品や、もう少しテリがある商品や、大きめのパールサイズが買えます。

    動画では20万前後の商品を紹介し、10万前後とのグレード比較をしています。

    15万以内だと少し傷はありますが、遠くから見ただけでも高級の真珠を身に着けていると一目で分かる品質が購入できる可能性があります。

    20万に近づいてくると、当店ではテリが綺麗な無調色の8.0-8.5㎜や、中傷でテリが更に優れている7.0-7.5㎜など、少しずつ選択肢が増えてきます。

    アコヤ真珠ネックレス8.5-9.0㎜総研鑑別付きセット純白の白

    アコヤ真珠ネックレス8.5-9.0㎜鑑別付き純白の白お値打ちセットを正面から見ている

    価格:149800

    無調色アコヤ真珠ネックレス7.0-7.5㎜テリ天女級セット

    無調色アコヤ真珠ネックレス7.0-7.5㎜テリ天女級セットを正面から見ている

    テリがオーロラ天女と変わらないテリ巻重視の無調色ネックレス
    価格:169800

    アコヤ真珠ネックレス無調色ホワイト系8.0-8.5㎜

     

    王道の8㎜サイズに無調色のホワイト系ラインナップ。ミドルクラスで買いやすい。

    価格:189000

    20~30万のアコヤ真珠

    この価格帯は花珠鑑別無しの良質ネックレスが届くようになります。

    巻いているパールの8.0-8.5㎜サイズや、7.5-8.0㎜サイズであれば一定のグレード表記のある鑑別書がついた商品などが該当してくる可能性があります。

    なを、8.5-9.0㎜で探す場合はギリギリでしょうか。もし可能であれば30万以上のグレードをお勧めします。

    ハイクラス無調色8.0-8.5㎜アコヤ真珠ネックレス

    アコヤ真珠ネックレス8.0-8.5㎜無調色鑑別付きハイクラスセットを斜め前から見ている

     

    テリ巻優れた非常に綺麗な無調色ネックレス
    価格:230000

    40万以上のアコヤ真珠(オーロラ天女・オーロラ花珠・ミキモトが買える)

    オーロラ天女あこや真珠ネックレス8.5-9.0㎜ペア付きTOP ELEGANTモデルセットを横から見ている

    オーロラ花珠や天女に加え、ミキモトなどの高級ブランドアコヤ真珠ネックスが手に入ります。

    ミキモトパールに関しては以下の記事でも詳しく扱っていますが、

    電気製品のようにロットが決まっていれば価格競争が起きますが、真珠では事情が異なります。

    ミキモト真珠ネックレスは安くても40万台です。これは安い=パールサイズが小さいのが原因ですが、冠婚葬祭用などで使用するには可能であれば7.5-8.0mmは欲しい時代になってきていますので、もう少し予算が必要になりそうです。

    ノーブランドの場合通常真珠ネックレスの相場はもっと安いですが、ミキモトなどのブランド真珠ネックレスとなると、相場価格は当然上がります。

    • 高級ブランドパールに鑑別書など不要
    • 鑑別書がなくても十分高品質

    今現在「花珠」の鑑別書がつく真珠ネックレスは40万程から検討範囲に入れられますが、真珠の高騰により入手時期が異なる様々なグレードのネックレスが混在しています。

    ①安くても高品質の可能性
    ②高くても安いのと同じグレードの可能性

    など、花珠の選別は非常に難しいため、信頼できるお店から購入することをお勧めします。

    当店の30万以上TOPELEGANTシリーズを一部ご紹介します。

    あこや花珠範疇真珠ネックレス8.5-9.0㎜総研上級クラス

    あこや花珠範疇真珠ネックレス8.5-9.0㎜総研上級クラスを上から見ている

    オーロラ花珠に近い非常に高品質な花珠範疇鑑別付き

    オーロラロゼ8.5-9.0㎜ TOP ELEGANTシリーズ

    あこや真珠ネックレス8.5-9.0㎜オーロラロゼ鑑別TOP ELEGANTシリーズを正面から見ている

    TOPELEGANTシリーズの8.5-9.0㎜。傷少なく落ち着いたイメージの厳選ネックレスがこちら

    オーロラ花珠8.0-8.5㎜

    オーロラ花珠8.0-8.5㎜アコヤ真珠ネックレスセットやさしいシルクのようなテリを正面から見ている

    まるでシルクのように優しい質感が魅力的

    オーロラ花珠8.5-9.0㎜

    あこや真珠ネックレス8.5-9.0㎜オーロラ花珠セットやさしいシルクのようなテリを正面から見ている

     

    花珠真珠の賢い買い方・紹介は以下をご覧下さい↓↓

    更に高い商品やその他当店のオーロラ天女を詳しく説明したページはこちらから↓

    アコヤ真珠の品質チェック※値段で違いは感じる?

    グレードによって何十万も違うのがアコヤ真珠の難しいところ。本当にそこまで差はあるのでしょうか?

    以下の画像は、異なる価格帯の8.5-9.0㎜です。

    ・一番右が鑑別無しネックレス20万前後。

    ・中央がオーロラ花珠50万前後(通常レベルのテリ)

    ・一番左がテリに特化したオーロラ花珠(60万程)

    こうしてみると、20万前後でもテリが良いものを選べばオーロラ花珠などと区別はつかないことがわかります。ただ画像でははっきり写っていませんが、傷はあるので許容できるかどうかが分かれ目です。

    左と中央のオーロラ花珠を見ていくと、数万の差ではあっても確実にテリや巻が違ってくることもありますので、同じオーロラ花珠鑑別付きのネックレスでも違いは明らかです。

    以下は先ほどのオーロラ花珠2本に加え、一番左には80万以上のオーロラ天女を加えた画像です。

    意見は様々かと思いますが、ある程度の品質になってくると少しの差でも金額に大きく差が出てくることがわかります。

    予算の都合に合わせ、十分確保できる場合は花珠、不足している場合でも予算内で買えるテリに特化している商品であれば、満足できる商品は沢山見つかります。

    真珠本当の相場は購入者次第で決まる。

    真珠ネックレスには確かに選ばれやすい価格というのが存在します。

    しかしお店側には仕入れ価格という物があり、仕入れから店頭に並ぶまでには実際には多くの経費がかかり、その分上乗せされている事もあります。

    • 価格基準での判断は難しい。
    • 実際には同じグレードでも高い場合と安い場合がある。

    また真珠で有名な三重県伊勢志摩、愛媛県宇和島、長崎県大村湾などに出かけ、現地の直販店で購入したとしても、その直販店がどこまでのマージンを設け販売しているのか不明ですので、逆に高くなることも十分あり得ます。

    (地方に出かけたときに観光地で見かける果物直販などと同じような場合もあるという事です。)

    電気製品のようにロットが決まっていれば価格競争が起きますが、真珠では事情が異なります。

    ですので、A店では3万円で購入できたのに、B店では同じような品質でも5万円だったという事は、普通に生じますし何も不思議な事ではありません。

    • 同じ品質でも販売店で10万以上差が開くことも珍しくはない。

    私個人の感想ですが、この業界というのは難しく、適正に評価するには相当な知識を身に着ける必要があると感じています。

    知識不足の頃はどうしても値段に走る傾向があり、安易に「〇〇」は高いという間違った評価を下す事もあるものです。

    ですので購入者自身が真珠に詳しくなり、「この店で購入したい」と思わせるようなお店で買い・「ここならお金を払っても良い」と思った場所で支払った金額こそが、真珠の適正価格(相場)と言えるのです。

    相場に加え価格の根拠を探る

    価格競争が起こりにくいのがパールネックレスの特徴ですが、それでも販売者側も卸業者も実際には価格調査を行っています。

    例えば同じ鑑別書が付いて同じ表記であれば、購入する側としては価格を意識するのは自然な事です。

    特に通販サイトではモデルとなっているネックレス一本のみの写真を使用している事も多く、実際の写真でない事があります。

    そうなってきますとなおさら意識するのは価格ではないでしょうか?

    通販で鑑定鑑別書付のネックレスを検討される場合価格の安さやお店の評価も重要ですが、

    • なぜここまで安いのか(何か事情があるのではないか)
    • 逆になぜここまで高いのか(質による価格なのか・お店側が設けているブランドマージンなのか)
    • 価格の根拠はどこにあるのか

    この点も重要視する必要があります。

    以外にも、高い理由というのはクラスプ(留め具)が影響している可能性も十分あります。

    また同じ鑑定書で記載内容が同じでも、明らかに1つ1つ品質は異なります。

    あまりに安すぎるものや高すぎるものは、慎重になる必要があるかもしれません。

    一度購入したら後悔しないでください

    一生懸命調べて買った真珠ネックレスは、どんな値段であったとしても自分にとって一生物のパールです。

    他の人の身に着けているパールと比べてみたくなるかもしれませんが、上には上が存在する事を忘れないようにしたいものです。

    自分のネックレスと比較し、良ければ嬉しいものですが下であればがっかりするだけです。

    ガッカリしてしまった結果、せっかく高いお金を出したのに愛着が無くなってしまうという事もあるかもしれません。

    一度購入して今後買い替える予定がないのであれば、自分の真珠に対して適切な評価が出来るよう努力する事は大切です。

    そうするなら、我が子のようにいつまでもナンバーワンであり続けることが可能です。