
「真珠ネックレスって相場はあるの?」「いくらくらいのを買えば失敗しない?」
──そんな疑問に、真珠専門店「Elegant Pearl」の店長が、本音でお答えします。
当記事では、相場が難しい真珠の世界で「どう見極めればよいか」「どの価格帯を狙えばよいか」を、売れ筋データや裏事情も交えて詳しく解説します。
真珠に相場はなく、店により値段は全く異なる。
真珠ネックレスの相場は、10万円〜40万円前後が一般的。
テリ・巻き・サイズ・種類の4要素で値段が決まります。この記事では「買って後悔しない」判断軸を専門家が解説します。
✅ 真珠ネックレスの「現在の価格相場」
✅ 自分の予算に合った真珠の選び方
✅ 人気のサイズ・価格帯ランキング
✅ 買って後悔しないためのポイント
真珠ネックレスの相場とは?価格が一定でない理由
衝撃の事実かもしれませんが、実は真珠ネックレスに相場はありません。真珠というのは非常に奥が深く、価値を見極めにくいのがその理由です。またプロの間でも「価値の認識」に違いがあるのが事実です。
よって、販売者が「個々の価値観に合わせて」価格設定を行っているのが事実です。以下に大雑把な一例をあげます。
店舗A:10万円の仕入れ→「これこそ真の美しいパールだ!!」→30万円で販売
店舗B:10万円の仕入れ→「まあ、このくらいでしょう」→15万円で販売
この場合、店舗Bで購入すれば「半額で購入できます」
つまり自分の予算相場でどれだけお値打ちの商品を買えるかが鍵となるわけです。
売るにも買うにも、店選びが大切!
真珠ネックレスの適正価格の調べ方【初心者向け】
この業界のプロでなければ、真珠ネックレスの適正価格など到底理解できません。
ただ、パールに関して右も左も分からない方が、真珠ネックレスの適正価格を知る良い方法があります。「オーロラ花珠」と呼ばれる真珠科学研究所が発行する鑑別書が付いたネックレスを検索してみてください。
・検索ワード一例:「オーロラ花珠 ネックレス 8.0-8.5㎜」
ある一定ランクを超えたものに付いてくるのが「オーロラ花珠」鑑別書付ネックレスになりますが、沢山検索していると大体の相場が出てきます。(パールサイズは必ず固定する)
もちろん「オーロラ花珠」でも様々な価格帯があったり、昨今の値上げの影響を受けていることもありますが、徹底調査すると見えてくるものがあります。
・真珠ネックレスに相場はない
・信頼できると判断した店=適正相場
真珠ネックレスの売れ筋価格帯とは?【最新版データあり】
真珠ネックレスの相場を知る別のアプローチ方法は、人気の価格帯(売れ筋価格帯)を調べる方法です。単純にみんなが何を買っているか?という手法を使って失敗を避け、同時に大体の相場も理解するわけです。
人気の価格帯は?
真珠ネックレス専門店Elegant Pearlでは、毎年売れ行きが良い相場価格とパールサイズを売上げデータを元にオンライン上で包み隠さず公開しております。
最新のデータは当サイトのみに記載しております。
5~10万円という人気の値段は遠い過去の話
以前、当サイトでは5~10万円の相場価格が人気という記事を書き、この記事が上位表示されていたので他サイトでも引用されています。ただ5~10万という価格帯は既にトレンドから外れております。
Elegant Pearl売上人気ランキング(2024年実績)
人気の相場価格帯ランキングTOP3
- 🥇 15-19.9万円(全体の38%)
- 🥈 20-24.9万円台(全体の23%)
- 🥉 10-14.9万円台(全体の16%)
人気のパールサイズランキングTOP3
- 🥇 8.0-8.5mm(全体の46%)
- 🥈 8.5-9.0mm(全体の25%)
- 🥉 7.5-8.0mm(全体の19%)
※データは弊社オンラインショップ販売実績による
20万前後で8.0-8.5㎜もしくは8.5-9.0㎜がねらい目!!
真珠の値段相場は著しく高騰した
真珠ネックレスの相場はここ数年間で著しく上昇しました。
1,温暖化による「真珠貝の大量死」=生産量低下
2,「真珠の人気に伴う需要高騰」
つまり、必要としている人に真珠ネックレスが届かず「極度のインフレ化」したのが高騰の原因です。
現在は低価格が最大のメリットだった中国産淡水パールさえも値上がりしており、以前の様な価格に戻る気配は一切ありません。
真珠価格が約2倍高騰し、皆が安心できる品質価格帯も2倍に推移した
皆がある程度満足できる真珠ネックレスのグレード相場は、現在最低10万くらいからという事。
真珠ネックレスの相場【金額別の特徴と違い】
先程の売れ筋相場をまず3種類にわけ、なぜこの相場価格価格が人気なのかを解説します。
- 冠婚葬祭向け(定番):10万円〜40万円
価格が何十万も差がありますが、冠婚葬祭用として恥ずかしい品質の最低ラインが10万位である事を知る必要があります。
- 普段使い・カジュアル用途:5万円前後〜
カジュアル用途の場合、歪な形をしたパールも検討範囲に入るため、安くなります。
- 高級グレード(花珠・越物):30万円以上
パールのグレードに上限がないので、花珠鑑別書付きの相場がいくらかで大体相場を確認できます。
アコヤ真珠8mm相場/品質早見表
★評価の見方
・テリ項目を6段階評価/おすすめは4.0~
・キズ項目を6段階評価/目立ちすぎないのは3.0~
価格帯 | 品質評価 | テリ | 傷 |
---|---|---|---|
5万前後 | フォーマルに適さない | テリ3.0 | 傷2.0 |
10万前後 | 薄巻き/テリ良しでも傷多め | テリ4.0~ | 傷2.5 |
15万前後 | 中グレード | テリ4.0~ | 傷3.0~3.5 |
20万前後 | テリ巻き重視中高グレード | テリ4.0~ | 傷3.5~4.0 |
30万以上 | テリ巻き重視花珠 | テリ4.0~ | 傷4.5~ |
40万以上 | 高品質花珠 | テリ4.5~ | 傷5.0~ |
50万以上 | オーロラ天女、その他十分すぎる品質 | テリ5.0~ | 傷5.0~ |
※「テリ」「傷」は当店独自の6段階評価です(6.0が最高評価)。
テリ:光沢の強さ・輝き|傷:表面のきめ細かさと傷の少なさ
更に以下の動画から、価格ごとの品質イメージをご確認いただけます。
それなりの品質を重視したい方は、20万前後がおすすめです。
8㎜サイズで10万位内が危険な理由
10万という価格は決して安くはありませんが、フォーマル用途の真珠ネックレスにとってはギリギリラインです。
真珠が高騰した今、人気サイズ8.0-8.5mmを10万位内で探すのはまず不可能です。
あったとしても傷が多いか、テリ不足の可能性があり、詳しく無い方が判断するのは極めて危険な領域です。
そのため現在は、予算相場5万前後で考える場合は、淡水真珠や普段使い用途として考える必要があります。
もしくはパールサイズを6.5-7.0mmなどにサイズダウンさせる事により、予算10万でもそれなりに綺麗な真珠ネックレスが手に入る事でしょう。
相場価格20万前後が人気な理由
今現在多くの人が手にしているのが、20万前後の品。
この値段が人気の理由は、真珠高騰前にあります。
高騰前には、この予算20万でオーロラ花珠などかなり高品質の真珠が買えました。
ここに人気が集まり、20万出せば良い真珠ネックレスが買えるというイメージが定着したのでしょう。
しかし高騰した現在、予算20万で花珠真珠は買えないため、花珠鑑別はつかなくてもテリと巻きがしっかりしたネックレスを選ぶ事で、十分満足出来る品を購入する事が可能です。
花珠真珠ネックレスの相場は30万以上から
傷が少なく、テリや巻きが優れているオーロラ花珠や、真珠総合研究所が認める花珠真珠は30万以上の予算が必要です。
少し後にも触れますが、真珠科学研究所、真珠総合研究所以外の花珠鑑別の場合、品質にばらつきがあり異常に安い値段で販売される事もあるため、なぜ安いのかを考える必要があります。
真珠ネックレスの価格差が生まれる4つの理由
ここでは真珠ネックレスによってなぜ数十万も相場が異なるのかを簡潔に解説します。
真珠の「サイズ」で大きく価格が変動
真珠ネックレスの価格や相場は、珠サイズによって大きく変わります。一般的には珠サイズが大きくなればなるほど値段は高くなります。
テリ・巻き・キズ:見た目の美しさに直結
真珠ネックレスが美しいと見える原因には以下の要素が関係しています。
巻きが厚いほどテリが強く、高価格に
真珠が輝きを放つ原因は、真珠核に真珠層が何層にも積み重なる事から生じます。この巻きが綺麗に積み重なって厚みがある状態が価値を分ける要因の一つです。
↑外側が巻きの薄いアコヤ真珠で内側が巻いている花珠真珠↑
ホイップクリームがたっぷり盛られたケーキ→厚まきの真珠と同じ
たくさんクリームが入っているシュークリーム→真珠が巻いている現象と似ている。
薄巻きの真珠というのは、真珠の層(例えのクリーム)が薄く、価値が低く、すぐ劣化するので価格も安くなります。
キズの有無や位置も重要(中央か裏側か)
真珠ネックレスの価格に大きく影響してくるのが、キズの状態とその位置です。
キズが少なく表面が綺麗なパールほど、値段は著しくしく高くなり、このキズ要素が原因で価格が数十万という差に繋がる事もあります。
またキズがあったとしても、それが中央の目立つ位置にあるのか、それとも留具付近にあるのかで価格は確実に変わります。
例えば無傷の花珠真珠ネックレスというのは中々見つかりませんが、多くの花珠真珠ネックレスはクラスプ(留め具)付近にわずかなキズやエクボがある事が多いです。
★キズについてさらに詳しく!
真珠の種類(アコヤ・淡水・南洋)
真珠ネックレスの相場、価格に影響する要因として真珠の種類があげられます。これを間違えてしまうと、値段が理由で失敗する事があります。
アコヤ真珠が日本では最もフォーマル用途に適する
アコヤ貝から採れる日本の真珠を代表するパールです。いわゆる10〜40万といった相場を形成しているのが、このアコヤ真珠です。
淡水パールは価格が安く、普段使い向き
日本において淡水パールは安価な存在(普段使い用)として知られています。
生産量が多く、そのほとんどが中国からの輸入品である事からも、日本市場においてはアコヤ真珠がほとんどを占めています。
淡水パールは、真珠に詳しくない人から見れば見分ける事が出来ない人も沢山います。
↑左が淡水パール・右がアコヤ真珠↑
また淡水パールは本真珠や池蝶本真珠などと表記される事があり、安価な価格設定が魅力でアコヤ本真珠を買いたい方が間違えて淡水パールを購入する事例も見られます。
★アコヤ真珠と淡水真珠について更に詳しく
南洋パール(白蝶・黒蝶)は大型で高額
南洋パールはホワイト系やゴールド系、グリーン系、黒系など多彩な色が魅力的ですが、大きなサイズでは15mm以上なども存在します。
アコヤ真珠とはまた違った相場価格を持っており、キズがなく形状が整っている白蝶ネックレスなどは、3桁のお値段は当たり前です。
↑白蝶真珠14㎜ビッグサイズ・オーロラヴィーナス鑑別付き↑
ネックレスの長さやセットの有無
真珠ネックレスの相場や価格に影響を与える要素としては、長さと使用している留め具やピアスの素材(地金)も関係します。
長さ42~43cm前後が標準。ロングは価格が上がる
ネックレスの標準的な長さは40cm +留め具の長さで42cm〜43cmとなりますが、長さが45cm以上ある場合やロングの80cm、120cmの場合は当然高くなります。
注目すべき点としては、販売側は40c単位が売りやすいという事です。
70cm台や100cmなどの場合は珠が余ってしまうので、2セット分もしくは3セット分の価格となる可能性が高いです。
★パールネックレスの長さについてさらに詳しく!
イヤリング・ケースなどの付属品の有無も価格に反映
真珠以外の要素として、ピアスやイヤリング、留め具に使われている地金の価格高騰です。
現在ケースなどを含めて付属品の原価が著しく高騰しており、結果として真珠ネックレスを製品化した際のコスト、相場が上昇しています。
使用している付属品の材質を見直す事でも若干安く買える可能性がある事を覚えておいてください。
真珠ネックレスの値段相場を知っておけば失敗を防げる
ここでは実際に購入するに当たって失敗する事例を具体的に知り、良い買い物となるようにサポートさせていただきます。
よくある3つの失敗例
- 安すぎるネックレスで後悔:人工処理や照り不足
安価なネックレスが危険な一番の原因はテリ不足(薄巻き)です。安いシュークリームを買うとクリームが少ししか入っていないように、安くても見た目が綺麗に見えるパールはテリが不足していて真珠層が薄いため、すぐに劣化して使えなくなります。また過度の調色や染み抜き加工によってパールにストレスがかかる加工がされている場合もあります。
- 「花珠」と書いてあるだけで判断:鑑別書の発行元を確認
高品質=花珠という認識が広まっていますが、「花珠」というグレードに共通基準があるわけではありません。真珠の専門機関としての有名どころは「真珠科学研究所」と「真珠総合研究所」の2社です。それ以外の会社が発行する花珠鑑別書が付属する商品は、合格基準が低く安価で販売されることがあります。(必ずしもダメとは限らない)
花珠真珠は、その性質上キズの状態にクローズアップされることが多く、傷がなくても巻いていない薄巻き品質にあたることも沢山見受けられます。「花珠」真珠は「安さ」に注目するのではなく、お店の信頼性に注目することが良い買い物をするコツです。
- 百貨店で買えば安心、は誤解:価格にブランド代が含まれている
百貨店やデパートの真珠ネックレスは安心というイメージがありますが、基本的に通販での相場と百貨店での相場は全く異なります。綺麗にショーケースに並べられていると高級そうに見え、その値段の高さから通販とは全くの別物だと思い込みがちですが、「同じ場合もあれば」「違う場合もある」のが真珠屋としての個人の意見です。
多くの場合ブランド料金などが含まれていることから高くなる傾向がありますが、なぜ高いのか、品質として通販の物とどう違うのかを見極めて納得の上で購入するのが百貨店やデパートにある店頭販売のメリットと言えるでしょう。
真珠ネックレスの価格帯別おすすめ厳選商品
真珠ネックレスの売れ行き相場として、10万、20万、30万位が一般的です。この3つの価格帯から、ベストの商品をご紹介させていただきます。
10万円前後:テリ巻き重視のお値打ち品
テリと巻きにこだわったセット。少しキズはあってもテリの強さで十分補えるお値打ち品質
20万円前後:無調色・品質重視の冠婚葬祭向け
高品質な花珠同クラスのテリで、着用して目立たない程度のキズグレードで安心感あり。
30万円以上:一生物の花珠品質を求める方に
大粒8.5㎜や越物・花珠鑑別書付きがこの価格帯。
真珠ネックレスのお手入れは購入前に?
真珠ネックレスのお手入れは購入後にすると思っている方も多いですが、メンテナンスが必要なのは実は購入前です。
PS加工で難しいお手入れから解放
真珠の劣化を防ぐには着用後に毎回お手入れクロスで拭き掃除をする必要があります。
ただ、どのように拭き掃除をすればよいのか?本当に拭き取れているのか不安になりませんか?
その不安を解消するのがPS加工です。
PS加工は一部の真珠専門店においてオプションで選択できるようになっており、このPS加工を施す事で真珠の劣化耐性が上がり、難しいお手入れや不安な気持ちから解放されます。真珠ネックレスのお手入れに関する不安は購入前に解決しましょう。
真珠ネックレスの糸替えから解放される
真珠ネックレスは多くの場合、糸かステンレスワイヤーかで組まれています。糸で組む場合、そのしなやかさから人気がありますが、数年に一度は交換しなくてはいけないのが事実。
数年とは言えども、やはり面倒です。
この糸替えの頻度を減らすには、ステンレスワイヤーで組むことをお勧めします。
もちろんステンレスワイヤーは絶対に切れないとは言えませんが、強度が高く比較的安心です。
そして何よりも、糸で組んであるネックレスよりもふき取りのお手入れが楽です。
糸の場合は、ふき取りで推奨されている「もみこむように」すると場合によっては糸が緩むことも。ステンレスワイヤーでもそういった不安もなくしっかり拭き掃除ができます。
★真珠ネックレスの糸替えについて更に詳しく!
真珠ネックレスはネットと店舗、どちらで買うべき?
真珠ネックレスの相場の違いを知った上で、ネットと店舗どちらでの購入がおすすめか最後に簡潔に取り上げます。
店舗のメリットと価格の傾向
実店舗最大のメリットは、手にとって商品を見れたり着用して自分に合っているか確認できる事。
自分に似合うかどうか分からなくても、スタッフに聞いて適切な商品を見つける事ができるのが最大のメリットです。
ただデメリットは価格が高い傾向にある事、本当にその値段を出すだけの価値ある真珠ネックレスであるかどうかは、プロでないと判断出来ない事です。
価格にはブランド代・接客料が上乗せされている可能性も含めて総合的に判断する必要があります。
ネット通販のメリットと選び方
ネット通販サイトで真珠ネックレスを検討する場合、百貨店と同じ様な品質が半分の値で購入できる可能性も十分あります。
・同じ品質でもコストカットで安価に
そして真珠専門店ならではのコスパの良い商品やこだわりの品が見つかる可能性もあります。
手間がかかっても実物の商品画像や動画を掲載し、通販購入者の不安を解消しようと企業努力しているサイトはいくつか見つかるでしょう。
・専門店なら写真や証明書で判断材料が豊富
そして、通販サイトで真珠を購入する際にはアフターサポートも重要な判断材料になります。
返品保障や電話相談、即納体制が整っているかも事前に確認しておきましょう。
ただ、真珠に関しては購入から製品化に至るまで特殊な加工が伴ったりする為に、返品に応じる場所は少ない可能性も考慮に入れましょう。
セットのピアスなどは肌に触れる商品の為、安易に返品する行為はお店側の負担となります。
・返品保障・電話相談・即納体制が整っているか確認
★真珠ネックレスをどこで買うかについて更に詳しく
よくある質問
- 真珠のネックレスは いくら くらいしますか?
-
冠婚葬祭向けのアコヤ真珠は10〜40万円前後が主流で、サイズや品質により変動しますが、特に売れ筋なのは20万前後の価格帯です。淡水真珠は主に普段使い用ですが、5万以内でテリと形状が良ければフォーマルで使えます。南洋真珠は大珠で非常に高く、場合によっては50万から100万以上の価格となることがあります。
- 真珠は一つ いくら くらい しますか?
-
1珠単位ですとグレードによって分かれますが、安いものは数百円、高い真珠は20万を超えることもあります。
- なぜパールのネックレスは値段がつかないのですか?
-
金とは異なり真珠は経年劣化するため、値段がつきにくいです。また専門家の間でも価値の感じ方に差がある為、場所によって買取価格が大きく異なります。
- 葬式で真珠のネックレスをつけないのはなぜですか?
-
悲しみの席において、以前は「アクセサリーをつけない」のが標準でした。時代の変化と共に、「涙の象徴」を表すパールを付ける方が多くなり、現在では一般化されてきています。
- 真珠のネックレスは何年くらい持ちますか?
-
真珠は有機物であるために経年劣化します。どのような真珠を買うかによりますが、低品質のパールですと1から2年で劣化の傾向がみられる場合があります。逆に良いパールを買ってお手入れをしていれば20~30年は使え、購入前にPS加工をしていれば親から子に受け継いでいくことも可能です。
- 8mmは小さい?何mmが相場ですか?
-
8mm〜8.5mmが日本においては定番サイズで、冠婚葬祭にも問題なく使用できます。40代や50代以降には8.5-9.0㎜も多く支持されます。
- 花珠と書いてあれば安心ですか?
-
花珠には検査機関ごとの基準差があります。信頼できる機関(真珠科学研究所・真珠総合研究所など)の真珠専門の鑑別機関が認めた花珠鑑別書付きが望ましいです。
まとめ:相場を知れば「高すぎず、安すぎない」最適な一品が見つかる
真珠ネックレスは、一生に一度の大切な買い物。価格の相場を知り、安心して選べる専門店からご検討ください。