
Elegant Pearlトップ品質オーロラ天女シリーズ
真珠ネックレスの相場について記事にしました。
売れ筋価格の相場はありますが販売店によって価格が違うので、少し高くても調べて十分納得した価格で購入するネックレスこそが相場(適正価格)です。
冠婚葬祭用パールネックレスの相場
まず初めに最も売れ行きが良いと言われている価格帯から相場をチェックしてみます。
当店の最新状況を見ていきますので、予定しているお予算とマッチすれば、ベストな商品が必ず見つかります。
この表を見ると分かるように、15-20万程の真珠ネックレスを購入する方が50%以上です。
10~15万ほどの売れ行きも良く、それに続いて10万以内も好調です。
15万円確保できなくても、考え方を変えれば良いネックレスを購入できますので安心してください。
以前は5-10万円が好調でしたが、パール価格の上昇や求める質の変化により、現在は15-20万が他を大きく引き離す結果です。
この指標は冠婚葬祭用のパールネックレス(アコヤ真珠)のデータとなりますので、全て本物の真珠の値段です。
一番人気の15-20万の内訳をみると、一定の品質以上に付帯する花珠鑑定書が付いた商品(オーロラ花珠やオーロラ天女系ネックレス)8.5-9.0㎜サイズが多くを占めています。
(値上げの影響により、2022年は良質なオーロラ花珠が20万を超えてくることがほとんどとなりました。)
また真珠に関してある程度の知識がある方が20万前後で、花珠鑑別書は付かないけれども同じようなテリがある商品を選択されています。
冠婚葬祭用パールネックレスの相場は現在上昇傾向ですので、2022年は違った結果になる可能性があります。
当店では表形式で過去の売り上げ記録をチェックできるため、大体の値段相場を知ることが出来ます。
商品画像からお気に入りの真珠ネックレスを探すには下記のTOPページよりご覧ください。
世代へ受け継ぐ高品質Elegant Pearl TOPページ
以下は補足情報です。
★「オーロラ花珠やオーロラ天女」というのは、数ある花珠鑑別書の中でも一番人気があって高品質の評価を得ているネックレスの事を指します。(鑑別書を発行しているのは真珠科学研究所という会社で、パールを生産している会社ではございません)
★オーロラ花珠よりオーロラ天女の方がテリが強い傾向にありますので、販売価格も高めで高品質という認識があります。
2022年アコヤ真珠の値段は高騰・値上げ
先ほどの表では、最近のデータを元に作成した情報ですが、実際には真珠の出来高や市場価格によって、価格推移が年々変化します。
数年前は中国産淡水真珠の流通によって、冠婚葬祭用パールネックレスにも淡水真珠を選ぶ方が沢山いたため低下傾向にありましたが、2022年現在は、全く正反対の傾向となっています。
アコヤ真珠は急高騰・淡水真珠は低迷
数年前と異なり、淡水真珠の産地中国が養殖に力を入れていないため、今後も淡水真珠は低迷状態が続くと思われます。
また地球環境の変化によって、日本のアコヤ真珠の母貝が大量死した事により、あこや市場も大荒れの状況です。これに関しては、最近の新聞でウイルスによってアコヤ貝が大量死した事が特定されたため一安心ではありますが、ここ数年で受けた影響は計り知れません。
アコヤ真珠の数が少なくなっていますが中国への輸出が絶好調なため、供給量が極端に足りず過度のインフレ状態に陥っています。
更に新しく上がってくる珠は温暖化の影響からか全然巻いていない珠が多いという悪循環です。
こういった状況からアコヤ真珠は現在値上げしており、上記のグラフも今後確実に変化します。
2022年冠婚葬祭用アコヤ真珠の買いだめ・駆け込み購入が急増
アコヤ真珠高騰の話題を受け、日本でも安いうちに買っておこうと思う消費者や小売店が急増しています。その結果増々品物がなくなっている状況です。
アコヤ真珠の市場価格が1.5倍から2倍ほど上昇予定で、既に一部の場所ではオーロラ花珠等でも3-4万程度値上げを実施しています。新しい珠が上がってくる頃には更に値上げとなる可能性も十分あります。
安くなるのはいつ?
アコヤ貝が大量死してしまったので、アコヤ貝の母貝が今後順調に育ってくれれば数年後には生産量が回復できるかもしれません。
また仮に中国への輸出量が減ると値段が回復する可能性がありますので、国際情勢に敏感になる必要があります。
いずれにしても、ここ数か月や近いうちに値段が回復するという事は現状まだありませんので、購入を検討されている方は待たない方が良い選択ができます。
1~60万で入手できる真珠ネックレス(アコヤと淡水)
購買価格の相場と今後の動向を理解したところで、一番気になっていると思われる、それぞれの価格で購入できる真珠ネックレスの品質について触れていきます。
真珠ネックレスは高ければ高いほどよく、質に上限を設けるのは難しい作業になりますが、当店では淡水真珠に関して調べている方も多いので2種類の真珠に分けて考えます。
①淡水パールネックレス
②アコヤ真珠ネックレス
これら2つはいずれも本真珠(本物の真珠)の仲間ですが、同じようなテリ・輝き・ツヤを持っていたとしても基準価格が異なり相場も違います。
比較的安価な淡水パールネックレスにも高額で高品質の物は存在しますが、日本において淡水パールは比較的低価格帯と言えるでしょう。
淡水真珠ネックレスの価格・品質(8㎜基準)
★5,000¥以下の淡水真珠
パールに筋が入るような特徴が見られ、形も丸くないものや傷が多めな為カジュアル向けで、冠婚葬祭には適さない。
★7000円~1万未満の淡水パール
形が整っている真珠が多く、冠婚葬祭用で選ぶ方も多いですが、細かい傷がありテリが抑え気味。
★1~2万以内の淡水真珠ネックレス
傷も少なくテリも良いため冠婚葬祭用で選択される方も多いですが、アコヤ真珠と比べると区別しやすい。
★3万円以上の淡水真珠ネックレス。
3~4万円程度なら、低価格帯のアコヤ真珠と比べてもほとんど見分けがつかないテリと品質。
傷は淡水真珠の方が少なく、真珠層が厚いために冠婚葬祭用でも十分使える品質。
以下に、低価格帯アコヤ真珠と淡水真珠(1~3万円程度)の比較動画をアップしました。
高解像度、全画面にするとより鮮明です。(動画はBGM♫つき)
アコヤ真珠ネックレスの価格
以下の品質相場は今後アコヤ真珠高騰により変化する可能性がありますので、定期的に更新していきます。
1万円未満のアコヤ真珠ネックレス
真珠層が非常に薄く、テリもいまいちで内部の核が露出しているものも見受けられ、冠婚葬祭用には使えない。
比較的巻いているカジュアル用のバロック真珠がおすすめ。
1~2万円程度のアコヤ真珠
テリは抑え気味で傷も多いため、品質は気にせずとにかくアコヤ真珠を身に着けたいという方向けですが、冠婚葬祭用の8.0-8.5㎜や8.5-9.0㎜は一般的には流通しない。
3~5万円程度のアコヤ真珠
真珠層が低価格品よりは巻いてますが、巻いている場合もかなり傷やエクボは多い。
例えば7.5-8.0㎜では冠婚葬祭用としてこのあたりから検討範囲ギリギリに入れられますが、かなり選別には難しい価格帯となります。
通販では特に慎重になる必要があります。
5~10万のアコヤ真珠
5-10万円は花珠の鑑別書を付帯して販売する事も可能ですが、比較的薄巻(あまり良くない品質)の花珠が多い。
ただ花珠鑑別付きは傷も比較的少なくアコヤ真珠独特の品質がある為に、3から5万円では少し不安な方が無難な選択肢として選ぶ価格帯。
淡水真珠とは区別できるテリと品質ではありますが、一番のおすすめはアコヤ真珠のテリ巻重視品(花珠鑑別が付かないモデル)がベスト。
またこの価格帯はパールのサイズを8.5-9.0㎜よりも小さいサイズにする事で傷もおとなしめな良いパ―ルが買えます。
①鑑別無し8.0-8.5㎜アコヤ真珠ネックレス無調色特価品グリーン干渉色
鑑別書が付かなくてもテリテリ・オーロラ花珠が高くて買えない方の為の特別セット。
鑑別無し8.0-8.5㎜アコヤ真珠ネックレス無調色特価品 セール価格¥98,000
②テリテリ無調色真珠ネックレス7.5-8.0㎜特価品
オーロラ天女に近いテリの無調色7.5-8.0㎜特価品で十分過ぎるテリ品質が特徴
テリテリ無調色真珠ネックレス7.5-8.0㎜特価品 ¥75,000
③アコヤ真珠ネックレス7.0-7.5㎜ペア付き
パールサイズが控えめだから、この価格でも細かい部分まで綺麗です。
その他参考記事↓↓
10~20万のアコヤ真珠
花珠の中でも真珠科学研究所が発行する特別称号が付くオーロラ花珠はこの価格帯から入手できるようになりますが、値上げの影響により8.0-8.5㎜や8.5-9.0㎜の良質なオーロラ花珠は20万を超えてくることになりました。
2022年現在、20万以下は8.5-9.0㎜や9.0-9.5㎜含めて目立たない小傷があってもテリと巻きに優れているネックレスがおすすめ。
3~5万円の淡水真珠とは比較にならない高品質。
遠くから見ただけでも高級の真珠を身に着けていると一目で分かる品質。
①あこや真珠ネックレス無調色8.5-9.0㎜鑑別無しテリ巻重視品
テリはオーロラ花珠同クラス・目立たない小傷が許せるなら絶対にお得なネックレスです。
あこや真珠ネックレス無調色8.5-9.0㎜鑑別無しテリ巻重視品 ¥150,000→130,000
②テリ最強天女クラス無調色真珠ネックレス8.5-9.0㎜ペア付き②
もっとテリが欲しい方向け、テリオーロラ天女同クラスのお得な鑑別無しネックレスです。
テリ最強天女クラス無調色真珠ネックレス8.5-9.0㎜ペア付き② ¥189,800
③あこや真珠ネックレス9.0-9.5㎜鑑別無し
しっかりと巻いている安心品質の9.0-9.5㎜ネックレスです。無調色ではありませんが真っ白なのが特徴
あこや真珠ネックレス9.0-9.5㎜鑑別無し ¥189,000
20~30万のアコヤ真珠(オーロラ天女・オーロラ花珠)
この価格帯は花珠鑑別書付きの良質なオーロラ花珠が買えるようになってきます。8.0-8.5㎜、8.5-9.0㎜共に20万以下のオーロラ花珠よりもテリの違いを感じる事が出来ます。
場合によって30万ほどで7.5-8.0mmや8.0-8.5mmのオーロラ天女が届くかもしれません。
花珠真珠の賢い買い方・紹介は以下をご覧下さい↓↓
30万以上のアコヤ真珠(ミキモトが買える)
大珠のオーロラ花珠や天女に加え、ミキモトなどの高級ブランドアコヤ真珠ネックスが手に入ります。
ミキモトパールに関しては以下の記事でも詳しく扱っていますが、
ミキモト真珠ネックレスの相場は安いので20万台前半です。これは安い=パールサイズが小さいのが原因ですが、冠婚葬祭用などで使用するには小さくても7.5-8.0mmは必要な時代になってきていますので、最低でも50万は必要なことがわります。
ノーブランドの場合通常真珠ネックレスの相場は15-20万が最も売れる価格帯でしたが、ミキモトなどのブランド真珠ネックレスとなると、相場価格は当然上がります。
この価格帯になってくると、ブランド・ノーブランドに関係なく必ずしも鑑別書が付くとは限りません。
鑑別書を付けるまでもない高品質の証とも言えるでしょう。
以下の動画では、8.5-9.0㎜ノーブランドの5万~60万程のネックレスを比較していきます。
商品ページはこちらから↓
アコヤ真珠の品質チェック※値段で違いは感じる?
一番初めに記載した表では、5-10万、10-15万、15-20万あたりのアコヤ真珠が人気である事を確認できました。
こちらに関して、画像でも違いを確認できればと思います。
以下の画像は、異なる価格帯の8.5-9.0㎜です。
・一番右が鑑別無しネックレス10万以内。
・中央がオーロラ花珠15-20万以内(通常レベルのテリ)
・一番左がテリに特化したオーロラ花珠20万以上の品
こうしてみると、10万以内でもテリが良いものを選べばオーロラ花珠などと区別はつかないことがわかります。ただ画像でははっきり写っていませんが、傷はあるので初心者の方は許容できるかどうかが分かれ目です。
左と中央のオーロラ花珠を見ていくと、数万の差ではありますが確実にテリや巻が違ってくることもありますので、同じオーロラ花珠鑑別付きのネックレスでも違いは明らかです。
以下は先ほどのオーロラ花珠2本に加え、一番左には30万以上のオーロラ天女を加えた画像です。
どのように感じましたでしょうか?
あまりかわらないか、全然違うでしょうか。
意見は様々かと思いますが、少し高めでもテリに特化しているオーロラ花珠が非常にお得である事が分かるかと思います。
もちろん予算の都合上で15-20万以内のオーロラ花珠を検討される方もいらっしゃいますが、少し予算を確保してテリに特化したオーロラ花珠も選択肢にも入れられます。
(この点補足します。以前は通常テリレベルのオーロラ花珠が15万前後・テリに特化していても20万以内で買えたため、このクラスに人気がありました。2022年はテリに特化したオーロラ花珠が20万を超えてきたため、予算オーバーの方が出てくる可能性があります。)
参考記事↓↓
真珠ネックレスの選び方【※初めてで冠婚葬祭目的ならこれ一択!】
真珠本当の相場は購入者次第で決まる。
真珠ネックレスには確かに選ばれやすい価格という物が存在します。
しかしお店側には仕入れ価格という物があり、仕入れから店頭に並ぶまでには実際には多くの経費がかかり、その分上乗せされている事もあります。
この経費+ブランド価格も当然含まれていますので、価格を基準として真珠を比べるという事はかなり難しい作業になります。
一見見た目や長さが同じような真珠がネットサイトで販売されていたとしても、真珠ネックレスは1つ1つ違いますし入手経路も異なります。(中間マージンが存在するものなど)
また真珠で有名な三重県伊勢志摩、愛媛県宇和島、長崎県大村湾などに出かけ、現地の直販店で購入したとしても、その直販店がどこまでのマージンを設け販売しているのか不明ですので、逆に高くなることも十分あり得ます。
(地方に出かけたときに見かける果物直販などと同じような場合もあるという事です。)
電気製品のようにロットが決まっていれば価格競争が起きますが、真珠では事情が異なります。
ですので、A店では3万円で購入できたのに、B店では同じような品質でも5万円だったという事は、普通に生じますし何も不思議な事ではありません。
店頭や通販では場合によっては10万以上差が開くことも十分考えられます。
私個人の感想ですが、この業界というのは難しく、適正に評価するには相当な知識を身に着ける必要があると感じています。
知識不足の頃はどうしても値段に走る傾向があり、安易に「〇〇」は高いという間違った評価を下す事もあるものです。
ですので購入者自身が真珠に詳しくなり、「この店で購入したい」と思わせるようなお店で買い・「ここならお金を払っても良い」と思った場所で支払った金額こそが、真珠の適正価格(相場)と言えるのです。
相場に加え価格の根拠を探る
価格競争が起こりにくいのがパールネックレスの特徴ですが、それでも販売者側も卸業者も実際には価格調査を行っています。
例えば同じ鑑別書が付いて同じ表記であれば、購入する側としては価格を意識するのは自然な事です。
特に通販サイトではモデルとなっているネックレス一本のみの写真を使用している事も多く、実際の写真でない事があります。
そうなってきますとなおさら意識するのは価格ではないでしょうか?
通販で鑑定鑑別書付のネックレスを検討される場合価格の安さやお店の評価も重要ですが、
★なぜここまで安いのか(何か事情があるのではないか)
★逆になぜここまで高いのか(質による価格なのか・お店側が設けているブランドマージンなのか)
★価格の根拠はどこにあるのか
この点も重要視する必要があります。
以外にも、高い理由というのはクラスプ(留め具)が影響している可能性も十分あります。
参考記事↓↓
また同じ鑑定書で記載内容が同じでも、明らかに1つ1つ品質は異なります。
あまりに安すぎるものや高すぎるものは、慎重になる必要があるかもしれません。
一度購入したら後悔しないでください
一生懸命調べて買った真珠ネックレスは、どんな値段であったとしても自分にとって一生物のパールです。
他の人の身に着けているパールと比べてみたくなるかもしれませんが、上には上が存在する事を忘れないようにしたいものです。
自分のネックレスと比較し、良ければ嬉しいものですが下であればがっかりするだけです。
ガッカリしてしまった結果、せっかく高いお金を出したのに愛着が無くなってしまうという事もあるかもしれません。
一度購入して今後買い替える予定がないのであれば、自分の真珠に対して適切な評価が出来るよう努力する事は大切です。
そうするなら、我が子のようにいつまでもナンバーワンであり続けることが可能です。