真珠ネックレス・パールネックレス

真珠の種類を知らずに店頭や通販の販売店をのぞくと、見た目はほとんど変わらないように見えるのに値段が全然違う事があります。

同じように見えても違う理由は真珠の種類によるものかもしれません。お客様は真珠と言うとどの真珠を思い浮かべますか？

そうですよね！アコヤ真珠は有名ですね！実は真珠と言っても種類は沢山あるんです。例えば①あこや真珠　②淡水真珠　③黒蝶真珠　④白蝶真珠

聞いたことのある名前はありましたか？

名前が沢山あって難しいですよね。実は①②③④全て本真珠の仲間なんです。

販売店によっては①②③④も「本真珠」とだけ記載していることがあるので、本真珠ってどの真珠？？とわならない方が沢山います。

アコヤ真珠は日本を代表するパールです。アコヤ貝という貝から採れて、海で養殖されているので海水パールとも呼ばれます。

アコヤ貝は小さく、1つの貝から１つのパールしか養殖できないので値段が高くなります。淡水真珠は貝が大きくて一度にたくさん養殖できます。

そうですね、近年アコヤ貝がウイルスによって大量死してしまって、生産量が落ちていますので値上がりしました。でもやはり今でもアコヤ真珠ネックレスがおすすめです。

黒蝶真珠と言うのは黒蝶貝から採れる真珠の事です。ブラックフォーマルの代表とも言えますが、ファーストパールのホワイト系はアコヤ真珠、セカンドパールの黒系を黒蝶真珠にされる方がいます。

黒真珠と言うのはアコヤ真珠を黒く染めたパールの事を指しますので、黒蝶真珠とは違います。

グラデーションというのは、留め具側から中央にかけて珠サイズが大きくなっているタイプのネックレスを指します。

似てますよね、でもこの2つは別物です。白蝶真珠は非常に高額で取引されていて、特に人気なのは大珠のネックレスです。当店でも大珠のネックレスは200万を超えています。主にオーストラリア、インドネシア、フィリピン、ミャンマー、日本などで養殖されています。

金色のパールは実は白蝶真珠の事で、主に産地によって色が違ってきます。少しわかりにくいですが、金色のパールは染もあるので、当店ではナチュラル色の場合「白蝶真珠ナチュラルゴールド」と表記します。

日本では冠婚葬祭用にアコヤ真珠の需要が圧倒的ですが、白蝶真珠は白いのでパールサイズを控えめにすればお使いいただけます。もちろん一生ものパールとなります。

淡水真珠はヒレイケチョウ貝を使用した大きな貝で養殖され、一度に沢山の真珠が養殖できるので値段も安いのが特徴です。

マルチカラー淡水ですね。淡水パールの白というのは漂白していることが多いので、白以外はほぼ天然の色になります。

黒蝶真珠・白蝶真珠はパールサイズが大きくなりやすいので、あまりに大きなサイズは悲しみの席では控えるようにしましょう。

またアコヤ真珠を普段使いする際には、PS加工などの劣化対策をお勧めします。

長く使いたい場合には、気持ち大きめがおすすめです。

ホワイト以外の色も幅広く使えます。

アコヤ真珠の産地はご存知ですか？

よくご存知ですね！あこや真珠は主に日本で養殖され世界で販売されている日本を代表するパールです。伊勢志摩も有名です。でも今はすべてが日本産ではないんです。

そうなんです。実はあこや真珠の母貝となるアコヤ貝は日本以外の国にも出回っていて養殖されています。有名なのは中国産のアコヤ真珠です。

中国本土の人は中国で養殖されていることを否定する人もいますが、実際は中国産が混在していて日本にも出回っています。

異常に安くて綺麗に見えるパールは中国産の可能性が十分あります。また貿易関係の会社が販売していたりするのも中国産かもしれません。

もちろん中国産を否定はしませんが、中国産のアコヤ真珠は安く取引されることが多いので、核割れが起きたり巻いていない薄巻の低品質パールである事が多いです。

普段使いならＯＫですが、正式な場で着用するパールに中国産アコヤ真珠はふさわしくありません。

真珠はどうやって出来るかご存知ですか？

アコヤ真珠を例にします。

まず母貝となる貝を育てる必要がありますので、小さな赤ちゃんの時から丁寧に育てます。稚貝とも呼ばれますが、この稚貝がしっかり育ってくれないと真珠核を入れる事は出来ません。

アコヤ真珠が丸い形をしているのは、中に球体の核が入っているからです。この球体に真珠の綺麗な層が巻き付いているのがアコヤ真珠本来の姿です。

稚貝が大きくなったら一つ一つ手作業で核を入れます。核が貝に入ると、アコヤ貝は異物が混入したと思って真珠層を分泌し、包んで守ろうとするんです。

アコヤ真珠1つ1つに多くの方の汗と努力の結晶が詰まっています。この動画を見ればその事がよくわかります。

良い質問ですね。中にはブランド料金が加算されているので高いという意見も聞きますが、私はあまりそうは思いません。

はいそうですね、でもミキモトネックレスも様々なランクが存在します。真珠に詳しい方なら高い理由を納得出来ますが、わからない方からすれば なんで100万円するのか疑問に感じると思います。

それ相当の知識と覚悟を持って購入するのが、ハイブランドパールネックレス1番の魅力ですね。

お予算が許せるなら、冠婚葬祭用にぜひ1本ご検討される事をおすすめします。

ミキモトのネックレスを手放すというのはそれ相当の覚悟が必要ですし、通常は手放したくないと思います。

その可能性はあります。お手入れが出来なくて劣化してしまったり、または転売目的かと思います。もちろんすぐにお金に変えたい人もいるので、必ずしも訳ありとは言えませんが。

心配であれば例えば正規のミキモトアウトレット店など信頼できる場所から、安くなっている理由を尋ねて購入するのも一つの方法です。正規のミキモトアウトレット店であれば劣化していない綺麗なネックレスである可能性が高いので安心です。

真珠ネックレスの最高級グレードはご存知ですか？

花珠と答える人は沢山いますが、花珠にも10万位だったり50万くらいする真珠ネックレスが販売されています。

花珠鑑別書の多くには、「最高品質の範疇にある」との表記が記載されていますが、実際には更に高品質な真珠ネックレスは山ほど存在します。

一般的に30万未満で購入できるような花珠真珠ネックレス（オーロラ天女や花珠）は、山で例えるなら日本の富士山のようなレベルで、最高峰エベレストとまでは全然行きません。

最上位のネックレスというのは、じっくりと眺めても細かい傷やエクボが一切なく表面が非常にクリアーです。見る人全てを感動させるパールで、どんなにパールに詳しくても高品質である事を認めざるを得ない特徴を兼ね備えています。

最高級パールは中々手に出来ません。もちろん1珠や数珠でしたら提供できるお店は沢山見つかります。でもこれらを40珠以上つなぎ合わせて1連のネックレスに仕上げるのにはかなり豊富な珠在庫が必要です。

一般的にオーロラ天女などより更に上のクラスと呼ばれている「特選真珠」鑑別書が付くネックレスを提供できるようなメーカーや、そのような場所と取引できる真珠屋さんは良い珠を保有しています。

経年劣化に強いテリがあって厚巻の真珠です。

鑑別書に真珠の巻厚値が書いてあっても経年劣化に強いかどうかはわかりません。花珠真珠鑑別書が付いていれば経年劣化に強いとは言い切れません。

経年劣化に強いかどうかは主にパールのテリやまき、またどのように加工されているかに依存しますが、一見テリがあって巻いていて経年劣化に強そうなパールであったとしても、意外に早く劣化する真珠も沢山あります。

一生物パールの場合、大切なのは経年劣化に強い事をコンセプトにしているお店から購入する事です。これをコンセプトに出来るという事は、長年の実績から経年劣化に強いパールの特徴を知っているという事になります。

はいそれなりにお値段はします。当店では「トップ品質」「Top Elegant」シリーズが経年劣化に強いパールとなりますが、トップ品質シリーズでも傷の状態などにより10万以上の価格差がありますので、予算に合わせて最適な一生もの真珠ネックレスを選んでいただければと思います。

一生ものパールネックレスを選ぶ上で、テリはとても大切です。沢山見ると分からなくなる時がありますが、パッと見て感じた印象や、初めに綺麗と思った第一印象はとても大切です。

ネット通販では現物の画像が使われていないことが多いので、そのようなお店ではテリの判断が出来ません。

テリが強いという事は、真珠層が厚いという事を指します。またテリが良い真珠はピンクとグリーンの干渉色が綺麗に出ています。

巻いているパールというのは、真珠核に真珠の層がしっかりと感じられる（巻きついている）という事で、テリや干渉色が綺麗に出ていることに加えて全体的に深い質感を感じるパールです。

測定して巻厚値が出ていても、質感に深みがあるかどうかは主に綺麗に巻けているかどうかに依存します。

半分正解です。傷が無いパールは薄巻の可能性がありますから、テリがあって巻いていて傷がないパールは本当の意味で高級で一生物です。

ほとんどの方は傷を気にされるので、通販では傷が少ない薄巻のパールを扱う事が多いです。でも本当に高品質なパールはテリがあって巻いているパールなので、予算が少ない方は目立たない程度のエクボを容認できれば一生ものパールネックレスが安価で購入できます。

半分正解です。傾向から言えば、巻いているパール程 形は真円ではなくなります。本当に巻いているパールというのは少しだけ楕円で、そういったパールは評価額では少し下がりますが深みがあって大変綺麗です。

ラウンドかセミラウンドかを気にするのは購入する人のみです。

お察しの通り、珠サイズが大きくなればなるほど値段は高くなります。珠サイズが違うのに販売価格が同じという事は、小さいサイズのパールネックレスの方が高級という事です。

アコヤ真珠の場合、8mmを超えてくると大珠と言われるようになります。今人気なのは8㎜や8.5㎜サイズの真珠ネックレスです。

8㎜の場合、すべての珠が8㎜というのは通常あり得ない事なので、0.5㎜刻みの表記をみても不思議に思わないでください。

まず染めているか染めていないかで違ってきます。染めていても高いネックレスはありますが、比較的安価なアコヤパールネックレスは染で仕上げる事が多いです。

今は全国的に白い無調色パールが流行ですが、以前はピンクが強い真珠ネックレスが人気でした。調色のピンクが強いという事は、染料が多く入っていることになり、品質の見極めが難しくなります。

真珠ネックレスの相場は1年ごとにパールの浜上げ価格で決まりますが、最近は値上げ傾向にあります。

冠婚葬祭用で、フォーマル用の真珠ネックレスとして購入される方の多くは、10万前後-20万前後くらいのお予算で探されています。

以前と同じグレードの真珠ネックレスを買おうとすると、もちろん予算を上げる必要があります。以前15-20万で購入できていたネックレスは、25-30万程必要になります。

もちろん可能です。でも花珠鑑別書が付いているオーロラ花珠やオーロラ天女は諦める必要が出て来ます。花珠鑑別書が付いていなくてもフォーマル用で着用できるパールネックレスは沢山あります。

予算を確保出来る方は、30万以上・本当に高品質な一生もの真珠ネックレスを検討されている方は50万や60万円台も売れ筋です。

そうですね、オーロラ花珠のネックレスを格安で売っているお店も見かけますが、どんどん難しくなってきています。

以前は予算15-20万が一番売れ筋でしたが、この価格で綺麗なオーロラ花珠が買えたからでした。今は綺麗なオーロラ花珠は30万を超えないと販売できないので、オーロラ花珠の売り上げは以前より落ち込んでいます。

値上げ前の価格で販売している箇所が見つかれば良いですが、良いお店は商品の回転率が高いので旧価格の品が残っていない事がほとんどです。

高品質パールの代表と言えばオーロラ花珠ですが、それは売れ筋価格と予算がマッチしていたからです。本当の意味での鑑別付き高品質パールはオーロラ天女ネックレスですね。

オーロラ天女に近い品質のオーロラ花珠は、似たような品質なのでおススメです。

高いオーロラ天女にはそれなりの理由があると考えていただいて結構です。疑問に思うならぜひお店に聞いてみる事をお勧めします。

品質において全体的に満足できるのが真珠科学研究所の花珠鑑別書です。でも真珠科学研究所と言えども色々なグレードの鑑別書がありますので整理する事が必要です。

圧倒的に人気で流行っているのが真珠科学研究所の鑑別書付きです。

オーロラ天女鑑別書は、オーロラ花珠に合格した中でテリが際立つパールに関してオプションで付けられる鑑別書です。

そのように位置付けられることが多いですが、正確には花珠の中でテリに特化した鑑別書です。

Elegant Pearlのオーロラ天女はテリも強く、上品さにこだわったパールを使用しています。

オーロラ花珠は真珠科学研究所がホワイト系アコヤ真珠の最高品質に位置付けている鑑別書です。

はいそうです、調色の濃いピンク系には付きますが、染色しているパールやブルーやグレー系のパールにオーロラ花珠鑑別書は付けられません。

オーロラ花珠は販売しているお店も多いので、しっかりと品質の見極めが必要です。

通常のパールは浜上げ後に染み抜きをして調色をします。調色＝生産性を上げるために少しだけ染料を入れてベースとなる色を整えています。この調色を行わなかったのか無調色パールです。

はいそうです、無調色でも染み抜きはしますので、無調色だからといって高かったり価値があるという事ではありませんが、今無調色パールが少なくなっているのでお値段が上がっています。

新しいホワイト系の鑑別書でオーロラロゼプレミアムという種類があります。

これまで、テリはあってもわずかに傷の基準でオーロラ花珠に届かなかったパールにはオーロラロゼ鑑別書が付けられました。そのオーロラロゼ鑑別書の中でテリに特化した鑑別書がオーロラロゼプレミアム鑑別書です。

高品質パールで、値上がりした今流行りそうな気配がするのがオーロラロゼプレミアムです。

ナチュラルブルー系にはテリに特化した鑑別書はないので、オーロラ真多麻はホワイト系のオーロラ花珠に相当すると考えてください。

そうですね、例えば9.0-9.5㎜でも20万ほど差が開くことも当たり前です。

しっかりと値段の根拠が示されているかどうかを見極める事が重要です。

まず読み方はローズではなくロゼです。テリはあっても傷加減でオーロラ真多麻の基準に届かなかったネックレスに付いている事が多いです。

合格基準が低く、それでいて上位グレードのブルーroseは非常に高品質ですので通販の場合品質の見極めが難しいです。

予算が限られていて、濃いナチュラルブルー系のネックレスが欲しい場合は、ブルーrose鑑別付きを選ぶと良いです。

主に色の濃さで値段が変わる事が多いので、重視したいポイントで選ぶのが良い選択です。

グレードを付けなかったというのは、鑑別書のグレード表記では良い評価をもらえなかった可能性があります。

そう思われがちですが、そうでない事もあります。

と言う理由です。

パールネックレス1本1本愛着を持って扱っていますので、本当に好きであればデメリットに見えても気にしなくなります。

私が仕入れたからにはそれ相当の理由があるので、そのネックレスにデメリットとなる様な評価が下されるのであれば書かない方がましです。

テリがあって巻いていれば高品質という本質は間違っていないので、そこが合っているならお客様には自信を持って身につけていただきたいと思っています。

真珠総合研究所の鑑別書は、真珠科学研究所の次に有名な鑑別機関です。

花珠の基準で見た時に、真珠科学研究所の花珠より基準が緩いと言われていますが、それはギリギリラインでの話。

ギリギリ花珠でなければ真珠総合研究所の花珠も綺麗なので、冠婚葬祭用にはおすすめです。

真珠総合研究所の花珠には、花珠認む鑑別や、花珠範疇鑑別、準花珠鑑別など色々あります。

この中で1番高品質なのは花珠認む鑑別ですので、この表記がある花珠を検討されて下さい。（準花珠と花珠範疇は同じ）

多くの業者さんは、まず真珠科学研究所で鑑別申請してオーロラ天女やオーロラ花珠で合格しなかったネックレスを総合研究所（総研）の花珠で試すようです。

こう言った理由から、総研は科研よりも下というイメージや、販売価格で差をつけて提供する小売店があるので、消費者にまでもランクのイメージがついています。

まだあまり知られていないようですが、基準は天女よりも少し下という声を聞きます。

真珠総合研究所のグレード付き鑑別書を業者はあまり好んでいませんが、作成依頼があると申請する事はもちろんあります。

私個人の印象ですが、十分綺麗だと思ってもすごく厳しいイメージで、良い評価がもらえない事があってガッカリします。中途半端な評価だと、評価せずにそのまま販売した方がお店にとっても購入する方にとってもメリットです。

意外にも結構ありますし当店では比較的流行っています。パールサイズや真珠の種類など、基本的な情報が有れば十分という方も多いですね。

A4サイズで花珠などと同じような冊子になっているので、高級品があってワクワクします。

花珠落ちというのは、大体が傷で花珠に届かなかったというのが理由です。しっかり巻いていて、テリが有れば十分使えます。

もし花珠落ちという言葉を見かけた時は、なぜ花珠落ちだったのかをしっかりとお店側に確認したほうが良いです。

テリがあって巻いているけれど少し傷があるパールというのは鑑別機関では良い評価が貰えませんが、実は高品質で長持ちする真珠ネックレスは沢山あります。

巻き厚値というのは、参考程度に見ておいた方が良いです。

もちろん厚みがある事は良い事ですが、真珠そのものの品質や加工状態に依存する事が多いので、劣化するかしないかや綺麗かどうかは巻き厚値にあまり依存しません。

もちろん高品質なので結果として厚い値が出るという事もあります。

当店で扱っているのは高品質なグレードばかりなので、オーロラ天女などは0.6mm以上の値が出る事が多いです。

でも0.5mmだからと言って低品質という訳ではありません。

長く使えるか？という視点で考えるなら、鑑定書の数値ではなく信頼できるお店から買うのがポイントです。

そう思われる方がほとんどですので、もしどうしても数値を重視したい場合は、焦らずゆっくり探すと見つかるかもしれません。

特に通販では難しいかもしれませんね。でも標準の長さというのは留め具を含んで43㎝である事がほとんどです。

標準的な体型と比べて極端に身長の差がなく、首回りなども特徴的でなければ、まず43cmにしておいて困る事はないはずです。

そうですね、これまで販売してきた経験上比較的細い方で有れば約41.5cm、太めの方で45cmや46cmとなります。

それぞれのメリットデメリットを紹介します。

仕上がりはとても良いですが、メンテナンスが少し面倒です。

頻繁に交換する必要がないので、特におすすめです。

当店ではワイヤーを緩めに組んで、糸の仕上がりと同品質です。

中国の淡水パールは基本的にオールノットで組みますが、日本のアコヤはほとんどオールノットではありません。

一生ものパールネックレスを選ぶ上で、留め具の選択も重要です。

その名の通りお豆の形をしている留め具の事を指します。

無難に選ぶならこのタイプです。

以前はこの板バネ式がよく使われていましたが、最近はビーンズタイプがほとんどです。

デザインが豊富にある事と、芯付きタイプの場合はパールを載せられる事です。

地金相場によりますが、5-10万くらいすることもあります。

クラスプにもこだわりたい方は、時間をかけて探すと良いです。

現在のシルバー製品にはロジウムコーティングが施されているので変色はしません。結構長く使う事が出来ます。

シルバーのクラスプは非常に安いので、そこまで気にしなくても大丈夫です。

最近人気なのがステンレス製のクラスプです。チタンよりも安くて色もシルバーに近いので、刻印を見ないと区別がつきにくいのが特徴です。

ステンレスでもアレルギーが出る人はいるので、お客様の体質で選ばないといけません。

チタンもステンレスと同様にアレルギー対策や変色防止などで選ばれる方がほとんどです。

通常は、パールサイズの小さい方の大きさにサイズを合わせます。

厳密に決まりがあるわけでないので自由ですが、一般的にはネックレスよりも大きいサイズならＯＫ、小さいのはほとんど見かけません。

もちろん可能ですが、ネックレスの色味と合わせる必要があるので、なるべく一緒に購入した方が良いです。

鑑別書を取得する時に、ペアを付けるか付けないかは申請する時に決めます。時々ネックレスのみ欲しいという方もいるので、そのような方の事も考えて鑑別書はネックレスのみにする場合もあります。

ペア珠をピアスに加工する方が圧倒的に多いので、通常はピアスに加工する料金となっていることがほとんどです。

冠婚葬祭用では主に直結タイプのピアスが主流です。ネックレスの余り珠を使って直結タイプのピアスには加工できないので気を付ける必要があります。

ピアスは材質によってお値段が変わって来ます。一番安いのはシルバーですが、一生ものパールネックレスに付けるピアスには、最低限Ｋ14ＷＧをお勧めします。

パールサイズが大きいと、ピアスのポストやキャッチを大きめの物に変更する事があります。

イヤリングにはネジ式とネジバネ式があります。

ピアスからイヤリングに変更すると大幅に追加料金がかかります。

ピアスとイヤリングでは、地金の量が違うので料金が全然違うんです。

特に高いのがK18WGとPT900イヤリングです。よほどの理由がない限りはＫ14ＷＧイヤリングで十分です。

実は販売店によって意見が分かれます。ＰＳ加工なんてしない方が良いというお店や、しておいた方が良いと勧めるお店があります。

新しい物好きのお店は積極的に勧めると思います。当店でも勧めています。

長期的なエビデンスが不足していますが、ＰＳ加工をしてもすぐに劣化したという報告は今のところ聞いていません。

ＰＳ加工とマイクロパーマネント加工が比較されることがありますが、ご存知ですか？

そう思われている方も多いようですね。

マイクロパーマネントの方が詳しく説明されていて、よりメリットがあると考えるお店もありますが、当店での見解は同じです。

納期が早いので、当店はＰＳ加工を選択しています。

これに関しても、色々な意見があります。

こんな事を言うと怒られるかもしれませんが、ケースにこだわっても差を感じる事はほとんど無いです。

もちろん少しは違うのかもしれませんが、それが見た目に影響するほど差が出てくることはまずないと思われます。

当店では、商品に触れたら必ず拭いてからしまうようにしています。

習慣にすると慣れてきますので苦にはならなくなります。

パールが苦手としている物質は沢山ありますが、何に特に弱く、どこまでが大丈夫なのかを知ることは大切です。

お店か通販で買うかでメリットデメリットがありますが、安さやお得度は通販の方が上です。

ある程度のお店であれば評価もありますから、評価をあまり重視しすぎても信頼できるお店かどうかの判断は出来ません。

もちろん楽天やＡｍａｚｏｎなどのモールから購入するのは慣れていて楽かもしれませんが、真珠と言うのは1点1点違うので、モールでの販売には不向きな商品形態です。

もちろん全てのお店を知ってるわけではありませんが、ほとんどの場合通販よりも高いです。

ストレートにお店で買うメリットを尋ねてみるのが良いと思います。

お店の人とお話しをすれば、どのようなコンセプトで販売しているのかがわかります。