花珠真珠とアコヤ真珠の違い【※ここが違った!】

花珠真珠とアコヤ真珠の違いについて記事にしていきます。簡潔にまとめると、花珠鑑別書がついているかいないかの差で、両者の違いは主に傷の程度が異なります。

アコヤ真珠のランク

アコヤ真珠と言えども、実際には様々なランクが存在します。真珠の価値を決めるのは、テリがあり巻きが厚く形が整っている事です。

この全ての条件に比較的マッチしているのが「花珠真珠」と言えます。

しかし花珠真珠にも様々なランクが存在し、薄巻でテリが無い低品質の花珠が大量に流通しているため簡潔にアコヤ真珠と花珠真珠の違いを文章や写真で表すのは困難です。

そこで今回用いる花珠は、花珠の中でも一番厳しい評価の「真珠科学研究所」の花珠基準で認められる「オーロラ花珠」「オーロラ天女」を軸にして考えていきます。

一般的に言われている花珠ではない中間クラスのアコヤ真珠というのは、花珠よりもテリがなかったりまきが薄い以下のような違いが出てくると言えます。

外側が通常アコヤ真珠で内側が巻いている花珠真珠

この画像のように、よく表現される一般的なアコヤ真珠と花珠真珠等を比較すると、テリと巻きの違いは一目瞭然です。

しかしながら、花珠にも花珠でないパールでも品質は様々です。つまりどのクラスのパールを比較対象とするかで、両者の違いは変化するわけです。そこで当店の考え方では、特に傷の違いが一番顕著に出る事を強調したいと思います。

花珠真珠は傷が少ない?

両者の違いは比較対象によって異なる中で、当店がなぜ傷に注目しているのか?それは花珠真珠と花珠鑑別がつかないネックレスを比べて一番差を感じるのが傷の程度だからです。花珠鑑別書がかなり重視しているのが傷の少なさです。

  • 傷を重視するのが花珠
  • 傷があっても留め具付近であって、中央の目立つ位置にあることはほぼない。

特に中央付近に関しては少しでも目立つような傷や、絶対に分からないような部分にある傷に関しても敏感なのが花珠真珠です。

ですのでテリはあってすごく巻いているのに、花珠鑑別書が付けられなかったというネックレスは無数に存在します。

花珠鑑別を付けずに販売されている主な理由は、傷のグレードで花珠基準に届かなかったのが原因と考えられることがほとんどです。

まきとテリが強いアコヤ真珠(外側)と花珠真珠の比較

こちらの画像のように、テリやまきは十分花珠真珠レベルだけれども、花珠鑑別が付いていない商品は沢山存在し、花珠鑑別付きネックレスよりも安価に販売される主な理由は傷の程度です。

よくこういったパールは「花珠落ち」などとも表現されますので、こう聞くと「花珠よりも低ランク」という評価を安易に下しがちですが、パールの見た目の美しさや長く使えるかどうかはテリと巻きが大いに関係します。

もちろんお値段によって傷の程度は異なりますが、ある程度のお値段であれば実際には目立つような傷はほとんど無い事がわかります。

仮に低価格品で傷があったとしてもテリさえあればわかりにくく、他人から見れば高級ネックレスに見えます。

きずというのは値段にかなり影響してくる部分です。

これらの基礎知識を元に、アコヤ真珠と花珠真珠の違いをもう少し詳しく見ていきます。

あこや真珠の価値を再認識

パールの価値を認識する方法は簡単です。

①クリームがたっぷりぬられている微妙に型崩れが起きてしまったショートケーキ。
②クリームが薄いけど見た目は綺麗なショートケーキ。

同じ値段ならどちらが美味しく価値を感じますか?もちろん①です。

真珠も同じで、真珠の価値はテリと巻きに依存します。

花珠真珠はテリが強い?

花珠真珠は一般的には鑑別書が付かない一般的なアコヤ真珠よりもテリが強いと思われがちですが、先ほどの画像で確認したように、その意見は半分間違いで半分正解です。

実際には花珠真珠と同じテリをした通常のアコヤ真珠も沢山存在します。鑑別書が付いていないけれどテリが強いパールは無数に存在するという事です。

ただ安価なパールになりますと、テリが不足しているアコヤ真珠は大量に流通しているので、花珠の方がテリがあるとも言えます。

花珠真珠の方がまきが厚い?

アコヤ真珠と花珠真珠の違いの1つに、まきが違うと思われるかもしれません。

確かに、「オーロラ花珠」や「オーロラ天女」では巻が0.4㎜以上出ていれば合格点となりますが、では花珠真珠以外のアコヤ真珠がまきが薄いのかというと、それは違います。

測っていないだけで、実際は0.4㎜以上ある通常のアコヤ真珠ネックレスは無数に存在します。

逆に薄巻のアコヤ真珠も沢山ありますので、安価なアコヤ真珠と花珠真珠を比べると差は明らかです。

当店では鑑別無しネックレスも、テリがあるものを最優先して選別しておりますので、中間クラスであってもテリがないという事はまずあり得ない事ですが、仮に傷を極力重視した場合は中間クラスでも花珠よりもテリは劣ります。

よってお値段ごとにどのようなグレードの真珠が市場で存在するのかを把握し、アコヤ真珠と花珠真珠の違いを理解していただければと思います。

花珠真珠の方が形が整っている?

あながち正解でもありますが、花珠真珠でなくても形が整っているラウンドのアコヤ真珠ネックレスは無数に存在します。

鑑別が付いていないが花珠クラスのラウンドパール

ですので必ずしも花珠真珠の方が形状でグレードが上という事はありません。もちろん低価格のアコヤ真珠はセミラウンドであったり多少バロック気味のパールもありますが、巻いているという観点で見ると必ずしもラウンドパールが高品質でなければいけないという事ではありません。

傷がなく形もラウンドのパールは、恐らく分からない方から見れば十分綺麗に見えるかもしれませんが、そのようなパールは全然巻いておらずテリもなく、すぐ劣化する事が目に見えていますので当店では扱いません。

ただこういったパールは、わからない初心者の方には傷がなく綺麗に見えてお値段も安いので大変魅力的です。

表面が綺麗だけれど巻いてない大量に流通する薄巻パール

テリと巻きはパールの命なので、予算が足りないならパールサイズを小さくするか、多少傷があってもテリと巻きがあるパールを買うのが鉄則です。

  • 傷があってもテリがあれば綺麗なパールを身に着けているように見える。
  • 着用していて恥ずかしいのはテリが無いパールと経年劣化した黄ばんでいるパール。

常識を覆します。

これまで書いてきた事は、一般的に解釈されているアコヤ真珠と花珠真珠の違いです。

当店は高級パールも扱っているので、少しこの一般常識を覆してみたいと思います。

アコヤ真珠のランクを低・中・高の3ランクに分けるとします。

花珠真珠は高ランクに属していると考えるのが一般消費者の考え方ですが、高級ネックレスを沢山見ていくと、花珠真珠のランクは意外にも「中」に値します。

と言いますのは、現在様々なグレードの花珠真珠が市場に流通しているため、花珠真珠は必ずしも高級パールではなくなってきているという事です。

ですので花珠の基準を上回り過ぎたアコヤ真珠に関しては、あえて花珠鑑別書を付けないという方向性のパールも存在します。

例えばミキモトなどのブランドネックレスなどに花珠鑑別書が付いていないのもそういった理由が考えられます。

当店では、通販という形態をとっているので高級なアコヤ真珠にもオーロラ天女などの鑑別書を付けておりますが、その価格差は場合によっては何十万も開きます。

例えば8.5-9.0㎜のオーロラ天女40万円台である場合と60万円台である事があります。

検討しておられる方にとっては鑑別書の種類も表記も同じなので、一見ぼったくり価格に見えるかもしれませんが、品質は全く異なります。

良い花珠を買う秘訣はこちらを参照↓

オーロラ花珠真珠ネックレス【※プロならこれを買う】

良いパールの基本原則

花珠真珠とアコヤ真珠の違いについて今回取り上げましたが、良いパールの基本原則はテリがあってしっかりと巻いている劣化に強いパールです。

傷項目というのは初心者が一番重視する項目ですので、花珠真珠は比較的初心者向けにテイストされているとも言えますが、花珠を含めて安易に安いパールに手を出すと確実に失敗します。

良いパールの基本原則は、少し傷があってもテリがあって巻いているパールであることを是非覚えておいて下さい。

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あこや真珠ネックレス7.5-8.0㎜ホワイト系鑑別付きを上から見ている10万円前後で買えるテリ重視の色が白い非常に使いやすいネックレスで鑑別書付きです。

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